日本古代典籍史料の研究
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著者・編者略歴

しかない・ひろたね…1962年青森市生.1985年東北大学文学部(史学科国史専攻)卒,1991年東北大学大学院文学研究科博士課程後期(国史学専攻)単位取得退学.1991年宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査室研究員.現在,宮内庁書陵部編修課皇室制度調査室主任研究官.2009年博士(文学)(東北大学).

内容

史書・法制史料・儀式書・部類記など歴史学の土台をなす日本古代史の基本史料を対象に、原撰本へ如何にして接近するか、伝来論的アプローチを中心に「文献学的研究」と「書誌学的研究」の二部構成で研究の方法論を提示する。著者が発見した新史料『小野宮年中行事裏書』(田中教忠旧蔵『寛平二年三月記』)全丁の影印・翻刻も収録。

目次

序 章 研究の視角と本書の構成
研究の視角/本書の構成


  前編 文献学的研究

第一章 『続日本後紀』現行本文の成立過程
大治写本について/三条西家本について/江戸前期の写本について

第二章 『弘仁式』篇目考
弘仁勘解由式の存否Ⅰ/弘仁勘解由式の存否Ⅱ/『弘仁式』の改訂時期

第三章 田中教忠旧蔵『寛平二年三月記』について―新たに発見された『小野宮年中行事裏書』―本写本の書誌/本写本の性格/本写本の内容/附『小野宮年中行事裏書』(田中教忠旧蔵『寛平二年三月記』)影印・翻刻



  後編 書誌学的研究

第一章 九条家本『延喜式』の書写年代
書写年代の推定方法/最初に書写された三巻/筆跡Eを有する十七巻/筆跡Dの見える一巻/独立性の強い四巻/鎌倉時代書写の二巻/書写過程の推測

補 論 九条家本『延喜式』小史
近世における九条家本『延喜式』/大正末年の「発見」とその後

第二章 東山御文庫十一冊本『類聚三代格』について
東山十一冊本の書誌と伝来/写本系統の検討/東山十一冊本の作成事情

第三章 伏見宮家本『東宮御元服部類記』について
伏見宮家十六巻本の構成とその成立/伏見宮家六巻本の構成とその成立/伏見宮家本の伝来Ⅰ―中世―/伏見宮家本の伝来Ⅱ―近世―/伏見宮家本の伝来Ⅲ―近現代―

終章 本書の総括
前編の総括―史料史の諸相―/後編の総括―写本史から史料史へ―


あとがき
史料名索引

紹介媒体

  • 「週刊読書人」第2898号

    2011年7月22日

    木本好信

    2011年上半期の収穫

  • 『日本歴史』第767号

    2012年4月

    吉川聡(奈良文化財研究所文化遺産部歴史研究室長)

    書評と紹介

  • 『ヒストリア』第228号

    2011年10月

    遠藤慶太

    書評

  • 『史学雑誌』第121編第10号

    2012年10月20日

    大津透

    新刊紹介

  • 『アーカイブズ学研究』№17

    2012年11月

    平澤加奈子

    新刊紹介

  • 『古文書研究』第76号

    2013年12月

  • 『古文書研究』76号

    2013年12月

    小倉真紀子

    書評と紹介

  • 「日本古書通信」1003号

    2013年2月

    受贈書目

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