ニホンチュウセイノセイジケンリョクトブッキョウ

日本中世の政治権力と仏教【オンデマンド版】

湯之上隆 著

  • 体裁
    A5判・352頁
  • 刊行年月
    2016年07月
  • ISBN
    978-4-7842-7018-7

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著者・編者略歴

ゆのうえ・たかし…1949年鹿児島市生まれ。九州大学大学院文学研究科史学専攻博士課程中途退学。博士(文学、九州大学)。現在、静岡大学人文社会科学部教授。(2014年10月時点)

内容

※当該期の政治権力と仏教を中心とする宗教との関係-とりわけ天皇・鎌倉幕府・室町幕府と仏教の実態、思想・文芸の担い手であった僧侶・寺院の宗教文化活動について究明。

※政治・経済の諸分野を考慮し、宗派・教学の枠を越え、従来の視点では見過ごされてきた事実を解明。

※これまで比較的研究の手薄であった史料をとりあげ、従来説についても検討し、新たな史料解釈を試みる。
(初版2001年)

目次

序 論

第1篇 護持僧と祈祷所

第1章 護持僧の成立と歴史的背景
護持僧の起源と歴史的展開/護持僧の実態/護持僧の制度化と歴史的背景

第2章 関東祈祷寺の成立と分布
関東祈祷寺の成立/関東祈祷寺の分布
 
第3章 関東祈祷寺の展開と歴史的背景
第1期―幕府草創期から承久の乱以前/第2期―承久の乱から蒙古襲来以前/第3期―蒙古襲来以後幕府滅亡まで

第2篇 室町幕府と比丘尼御所
 
第4章 足利氏の女性たちと比丘尼御所
足利氏の女性たち/比丘尼御所と室町幕府/大慈院と室町殿

第5章 遠江国浅羽荘の成立と変遷
勧学院領浅羽荘の成立と伝領/浅羽氏と浅羽荘の地頭/浅羽荘の在地経営

第6章 遠江国浅羽荘と比丘尼御所
基本史料の検討/浅羽荘と今御所/浅羽荘と南御所

第3篇 六十六部聖と唱道説話

第7章 中世廻国聖と「社寺交名」
「社寺交名」の解釈/「社寺交名」の検討/「社寺交名」の史料的性格

第8章 六十六部聖の成立と展開
六十六部聖成立の歴史的前提/六十六部聖の成立/六十六部聖の展開

第9章 源頼朝転生譚と唱道説話
右大将殿縁起/源頼朝説話の系譜/唱道説話としての六十六部縁起

余 篇

第10章 小杉榲邨の蒐書と書写活動
―正倉院文書調査の一齣―
榲邨と教部省/榲邨の蒐書/榲邨と書道

第11章 鎌倉中期歌壇の動向
―後嵯峨上皇幸西園寺詠翫花和歌(金沢文庫本)について―
成立と伝来/後嵯峨院歌壇をめぐる一、二の問題

第12章 北白川院藤原陳子と明恵
一通の仮名書状/仮名書状の差出人/北白川院とその周辺

結 語

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