万博学/Expo-logy 第4号
定価
2,750 円(税込)
本体 2,500円
在庫状況: 未刊

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万博学/Expo-logy 第4号

万博学研究会 編

  • 体裁
    A5判・200頁
  • 刊行年月
    2025年12月
  • ISBN
    978-4-7842-2123-3

内容

多彩な専門を有する万博学研究会の25人のメンバーが、25の視点、関心から大阪・関西万博を熱く、深く、ときに時空を超えて語りつくす、世界中で本誌でしか実現しない総力特集号。さらに、新進気鋭の若手研究者による最新の研究を収録する。

目次

【特集 万博学で考える二〇二五年大阪・関西万博】
万博会場で世界の科学技術の「いま」を見る、ただし八時間で。 (有賀暢迪)
視覚と触覚―ポスト「映像博」の模索 (飯田 豊)
未来に残す大阪・関西万博の資料 (石川敦子)
夢洲にて、かく語りき―会場からの新たな発信法 (市川文彦)
オーストリア館のベーゼンドルファーピアノをめぐって (井上さつき)
会場の配置図からは見えない世界 (岩田 泰)
万博の記憶―一八五一~二〇二五 (鵜飼敦子)
大阪・関西万博にみられる未来像 (神田孝治)
未来の覧会屋へ (岸田匡平)
宗教文化から見る万博 (君島彩子)
万博における共創の場としてのコモンズ館―展示支援実務の経験から (五月女賢司)
統一テーマは必要なのか―私たちにはまだまだ言うことがある (佐野真由子)
テーマ事業のプロデュースシステムが起こした『感染』現象 (澤田裕二)
万博の目玉展示は変わったか? (執行昭彦)
何が日本を伝えるのか (白山眞理)
カナダ館のアン (鈴木健司)
渋沢栄一の二〇二五年万博訪問記 (関根 仁)
現代におけるパリ万博の不在―一九八九年と二〇二五年の計画 (寺本敬子)
遺産(レガシー)をめぐって (中牧弘允)
見えない統合、見えない危機―二〇二五年のヨーロッパ像 (能勢和宏)
お祭り広場とシャインハット (長谷川香)
貴賓きたる!大阪・関西万博 (牧原 出)
〈平和的抵抗〉としての万博―「パレスチナはここにいる」という宣言から (増田 斎)
万博の残影―工芸文化の継承 (武藤夕佳里)
「展示デザイン」の変遷からみる日本館 (森誠一朗)

【万博学の最前線】
最小の国家が内包する「全世界」―一九三七年パリ万博バチカン館における宣教の展示 (古沢ゆりあ)
一九世紀万博とイラン国王ナーセロッディーン・シャーの旅行記 (寺田悠紀)

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