著者・編者略歴

しらさき けんじょう・・・1941年京都・顕岑院に生.京都大学大学院文学研究科修士課程(宗教学仏教学専攻)修了.密教図像学会常任委員.京都花蓮研究会会長.神戸女子大学名誉教授.『蘭室藤村正員年譜考』(思文閣出版, 2003年).『藤村庸軒年譜考』(思文閣出版, 2009年).『藤村庸軒をめぐる人々』(思文閣版, 2011年).『藤村庸軒流茶書』(思文閣出版, 2012年)

内容

京都の紫雲山くろ谷金戒光明寺の塔頭顕岑院に、数多く伝えられている庸軒流茶書。それらを翻刻するシリーズの第2弾。
本書は、藤村庸軒(1613~99)の孫弟子、風後庵又夢久保可季による享保8年(1723)成立の茶書。風後庵又夢の師、鳩庵横井等甫から伝授された「庸軒流茶法」40巻、「七ヶ条極秘切紙」3巻の内容を盛り込み、庸軒流茶法を詳述したものである。

目次

はじめに―凡例と各巻冒頭目次一覧―

茶道望月集 首・尾
一~四十
追加
追加目録

解 題  国立国会図書館本目録
 西尾市岩瀬文庫本目録
 広島市浅野文庫本
 流布本について
 翻刻・研究書について
 岩瀬本茶道望月集追加

人名索引

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