京都の歴史災害
本体価格
2,300 円(税別)
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著者・編者略歴

吉越昭久(立命館大学文学部教授)

片平博文(立命館大学文学部教授)

内容

 歴史災害を復原することは、過去の人々の災害への対応や考え方を知ることと共に、減災の知恵を学ぶことでもある。
 本書では、歴史上、京都を襲ったさまざまな災害をとりあげ、地理情報システム(GIS)などによる災害範囲や規模の復原、特徴や被害発生の社会的背景の分析、また人々の取り組みなどを論じる。
 地理学、歴史学、工学など多様な分野の研究者による、立命館大学G-COEプログラム「文化遺産の防災」プロジェクトの成果。

目次

<b>Ⅰ 総論</b>
歴史災害の復原から明らかにされる減災の知恵(吉越昭久)
地理情報システムによる歴史災害の可視化(塚本章宏・立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)

<b>Ⅱ 水害</b>
近世における京都鴨川・桂川の水害(高橋学・立命館大学文学部教授)
一七世紀後半における賀茂川の洪水と堤防の建設(片平博文)
京都・鴨川の堤防建設にみる近世の治水観(吉越昭久)

<b>Ⅲ 火災</b>
近世京都の大火(渡邉泰崇・ヤギェヴォ大学単位履修生)
江戸時代の京都・公家町における災害と復興(冷泉為人)
幕末の戦乱と火災(奈良勝司・立命館大学非常勤講師)
大正期京都の火災の復原(朝田健太)
京都市における歴史的建築物の火災履歴の復原(田中哮義・京都大学名誉教授)

<b>Ⅳ 震災</b>
京都周辺の活断層からみた地震の環境と長期予測(岡田篤正・立命館大学グローバル・イノベーション研究機構教授)
遺跡と史料からわかる地震災害(寒川旭・産業技術総合研究所客員研究員)
京都御所の地震殿と歴史災害(川崎一朗・立命館大学歴史都市防災研究センター特任教授)
近世京都における地震災害(西山昭仁・東京大学地震研究所特任研究員)
文政京都地震(北原糸子・立命館大学歴史都市防災研究センター教授/大邑潤三・佛教大学博士課程)

<b>Ⅴ 土砂災害</b>
京都東山の土砂災害(諏訪浩・立命館大学歴史都市防災研究センター客員研究員)
近代の水害と土砂災害(赤石直美・立命館大学文学部非常勤講師)

<b>Ⅵ 気象災害・災害と社会</b>
近世京都の重大火災と気象条件(水越允治・三重大学名誉教授)
近代の医療と防災(鈴木栄樹・京都薬科大学薬学部教授)
「迷子しるべ石」をめぐって(小林丈広・奈良大学文学部教授)

<b>〔コラム〕</b>
明治期の治水問題と現代(山崎有恒・立命館大学文学部教授)
安元三年の大火と風向(片平博文)
大地震でも清水の舞台は壊れない(伊津野和行・立命館大学理工学部教授)
清水の舞台下斜面は「縁の下の力持ち」(深川良一・同上)
歴史災害としての疫病と京都(中谷友樹・立命館大学文学部教授)


おわりに―「水」と「火」の記録から―

執筆者紹介

紹介媒体

  • 「毎日新聞」

    2012年9月30日

    京都面 紹介

  • 「中日新聞」

    2012年9月30日

    京都面記事(芦原千晶)

  • 「宮崎日日新聞」

    2012年10月7日

    読書(各地の本)

  • 「愛媛新聞」

    2012年10月7日

    読書(新刊)

  • 「日本海新聞」

    2012年10月7日

    読書(各地の本)

  • 「京都新聞」

    2012年10月21日

    読書(出版あれこれ)

  • 「MK新聞」

    2012年12月1日

    BOOK

  • 『ヒストリア』第238号

    2013年6月

    新刊紹介

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