著者・編者略歴

1926年生れ.千葉医科大学医学専門部卒.眼科専門医,医学博士.1995年、30数年間にわたる「郷土医学史」特に「治療信仰」の研究で,日本医師会最高優功賞受賞.2004年,『千葉県伝染病史』の著作に対し,葉県医師会医学会学術奨励賞を受賞.『病いの克服 日本痘瘡史』(1999年,思文閣出版)ほか著書多数.

内容

古来から、人々は痘瘡(天然痘)と戦い、多くの犠牲を払ってきた。また一方では痘瘡神が祀られ、多くの民俗行事が発達するなど、痘瘡と馴れ親しんできたともいえる。
平安朝から昭和まで、主に江戸時代を中心に46の文学作品を通じて、当時の民衆の痘瘡に対する疾病概念および医療事情を浮き彫りにする。

目次

まえがき

Ⅰ痘瘡とは

Ⅱ痘瘡の起源

Ⅲ文学作品

 平安時代
  栄花物語
  中右記

 鎌倉時代
  明月記
  花園院宸記

 室町時代
  多聞院日記

 江戸時代
  草廬漫筆
  本朝若風俗
  折たく柴の記
  嘉良喜随筆
  近松世話浄瑠璃
  塩尻
  〓氣譚
  江戸塵拾
  夷諺俗話
  譚海
  無事志有意
  答問録
  昔話稲妻表紙
  悼孫児一郎昨二十韻
  卯花園漫録
  椿説弓張月
  浮世風呂
  日本九峰修行日記
  耳袋
  野乃舍随筆
  甲子夜話
  北夷談
  一話一言
  秋山記行
  信濃奇談
  粉本稿
  馬琴日記
  筆満可勢
  近世説美少年録
  古今雑談思出草紙
  桑名日記・柏崎日記
  徳川実紀
  反古のうらがき
  おらが春
  近世蝦夷人物誌

明治時代
  拾島状況録
  吾輩は猫である
  遠野物語

大正時代
  安井夫人

昭和時代
  洗心録
  日本医薬随筆集成

紹介媒体

  • 朝日新聞 千葉地域面

    2007年2月28日

    著者インタビュー

  • 千葉県医師会雑誌59巻No.2

    2007年2月

    江畑魁

  • 千葉県医師会雑誌 59-4

    2007年4月

    内田勝久

  • 日医ニュース 1105号

    2007年9月20日

    紹介

  • ゐのはな同窓会報 146号

    著者による紹介

  • 国文学解釈と鑑賞 72巻12号

    2007年12月1日

    志村有弘

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