藤原道長事典
定価
6,600 円(税込)
本体 6,000円
在庫状況: 在庫あり

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藤原道長事典

御堂関白記からみる貴族社会

大津透 編

池田尚隆 編

  • 体裁
    A5判・462頁
  • 刊行年月
    2017年09月
  • ISBN
    978-4-7842-1873-8

2018年9月、2刷出来
2024年4月、3刷出来

著者・編者略歴

おおつ・とおる・・・東京大学文学部教授

いけだ・なおたか・・・山梨大学教育学部教授

内容

◎『御堂関白記全註釈』(全16冊)の成果をふまえて、約1050項目を新たに書きおろし、11の大分類に整理

◎ユネスコ「世界の記憶」『御堂関白記』(陽明文庫蔵)を通して、最新の研究成果にもとづいた新たな平安朝の貴族社会像を提示

◎各ブロック冒頭には、専門の執筆者による詳細な解説を収録。小項目は御堂関白記にみられるおもな語や表現を、分野別に網羅。おもな出所や出典・参考史料等も記載


■担当編集者より■
藤原道長の自筆日記『御堂関白記』をもとに、ストイックかつ超域的に、長らく(50年も!)進められてきた研究の最新成果のエッセンスといえるのが本書。担当(実務)編集者としては制作期間にキャリアの半分以上をつぎこみ、完成時の喜びもひとしお、という思い入れの強い本です。
道長の自筆日記から「直汲み」、平安王朝純度100%のワード集であるため、いま平安といえばおなじみの言葉(たとえば『源氏物語』)を探しても全然見つからなかったり、やや難解に感じられる語句が多く感じられるかもしれません。しかしそれゆえにこそ見出される新しい観点やおもしろい発見、これまでと違う道長像を、この本から得ていただけるのではないでしょうか。
専門の研究者はもちろん、まず基本的な言葉をおさえたいとか研究上のとっかかりを求めている初学者の人から、朝の3分間スピーチや酒場のうんちくで何を話そうかな! といった方々にまで(個人的には)幅広くおすすめしたい、きっとお役に立てる本です。ご愛蔵ください。

目次

序文(大津透)

【道長の世界をさぐる】
藤原道長のめざしたもの(大津透)
文学作品に描かれた道長(池田尚隆)

【政務・儀礼】 〔磐下徹・大隅清陽・大津透・黒須友里江、以下〔 〕内は項目執筆者〕
 藤原道長と政務・儀礼(解説:磐下徹)

【官司・官職】 〔大津透・武井紀子〕
 摂関期の官職構造(解説:大津透)

【道長をめぐる人びと】 〔植村眞知子・木村由美子・倉本一宏・黒須友里江・中村康夫・福長進・吉田小百合〕
 藤原道長の人間関係(解説:黒須(林)友里江)

【邸宅・地名】 〔松野彩・吉田幹生〕
 平安京と邸宅(解説:松野彩)

【神事・神社】 〔武井紀子・丸山裕美子〕
 平安時代の神祇祭祀(解説:武井紀子)

【仏事・寺院】 〔磐下徹・藤本勝義・松岡智之・松野彩・吉田幹生〕
 藤原道長と仏事・寺院(解説:池田尚隆)

【風俗・信仰】 〔中島和歌子〕
 貴族の風俗と信仰(解説:中島和歌子)

【学問・芸能】 〔佐藤信一・妹尾好信・塚原明弘・吉田幹生〕
 藤原道長と学問・芸能(解説:吉田幹生)

【衣食住】 〔近藤好和・松野彩〕
 貴族の衣食住(解説:近藤好和)

【病と医療】 〔丸山裕美子〕
 藤原道長の病と医療(解説:丸山裕美子)

【御堂関白記の表現】 〔池田尚隆〕
 『御堂関白記』の伝来(解説:倉本一宏)

藤原道長年表(木村由美子)

参考付図(①平安宮内裏図/②平安宮清涼殿図/③東三条殿復原図/④土御門第想定図)
藤原道長略系図
項目索引

関連リンク

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紹介媒体

  • 「京都新聞」

    2017年9月22日

    記事(11面 文化欄)

  • 「夕刊 読売新聞」

    2017年10月19日

    紹介(3面)

  • 『中外日報』

    2017年10月20日

    紹介(中外図書室)

  • 『古代文化』第69巻第4号

    2018年3月30日

    書棚

  • 『ヒストリア』第267号

    2018年4月20日

    堀井佳代子

    新刊紹介

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