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大阪舎密局の史的展開【オンデマンド版】

京都大学の源流

藤田英夫 著

  • 体裁
    A5判並製・288頁
  • 刊行年月
    2019年12月
  • ISBN
    978-4-7842-7043-9

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内容

京都大学総合人間学部に残されている「三高の白金坩堝」をきっかけに始めた京都大学のルーツを探る旅。大阪舎密局に始まるその歴史を多数の資料・文献の調査に基づき、化学史という視点から解き明かす。(初版1995年)

目次

序文

第一部 京都大学への序章
 関西における化学史
 幕末期の化学の状況
 化学史からの大阪舎密局
 明治中期の教育制度の進展

第二部 近代化学事始めとその後
 大阪舎密局と京都大学
 リッテルと東京理学社
 大阪舎密局の化学史的遺産
 思い出をめぐって
   長崎分析窮理所の今昔
   久原躬弦の化学への関心
   京都舎密局の三表札
 写真が取り持つ縁について
   宇都宮三郎年譜とハラタマ居宅の一、二の問題点
   明治初期の神戸病院
   神戸病院総轄・森信一(龍玄)像を求めて
   ボードウィンを囲む学生たち
   ヴェダーのみた幕末・維新期の医学の実情
   ガワー兄弟
 雑誌『我等の化学』について


略年表
あとがき
挿図出典一覧
索引(人名・事項)

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