キセルノキツエントレキシ

キセルと喫煙の歴史

日本への伝来、海外への伝播

鈴木達也 著

  • 体裁
    A5判・280頁
  • 刊行年月
    2026年04月
  • ISBN
    978-4-7842-2129-5

著者・編者略歴

1938年北海道生、上智大学外国語学部卒業。現在、トランステクネ・インターナショナル株式会社社長、日本パイプクラブ連盟名誉会長、国際パイブクラブ委員会副会長、国際パイプ・アカデミー評議委員。著書に『喫煙伝来史の研究』(思文閣出版、1999年)、『世界喫煙伝播史』(思文閣出版、2015年)。

内容

日本にキセルと喫煙がいかに伝来したかについては、今日に至っても誤説や俗説がみられる。欧州の喫煙史と照らし合わせても、時間軸上の整合性がとれない説が氾濫している。 本書では、欧州のタバコ史・喫煙史をふまえた上で史料・古文書を読み解き、オランダ船がわが国へ初来航する以前からオランダの「金属パイプ」が日本で呈示されていたことを示した。さらに、「金属パイプ」が日本で「キセル」として定着した後の東南アジア・シベリアへの伝播の様相を示し、わが国が発信地となる「キセルの伝来と伝播」の正確な様相を明示した。

目次

本書のあらまし

はじめに
第一章 新世界のタバコ
第二章 新世界からヨーロッパへ―大航海時代のタバコ紹介―
第三章 イングランドのパイプ喫煙伝来と伝播―旧世界最初の喫煙国―
第四章 オランダへのパイプ喫煙の伝播―ヨーロッパのタバコ集散・加工基地―
第五章 スペインとポルトガルのタバコ摂取形態の変遷―最も遅れたパイプ喫煙―
第六章 わが国への伝来
第七章 キセルの祖形とキセルによる喫煙の始まり
第八章 平戸・長崎オランダ商館のキセルとパイプ―東南アジアへの伝播―
第九章 中国への伝播と呂宋(ルソン)
第十章 わが国から近隣諸国と東南アジアへ―キセル(パイプ)喫煙の伝播―
おわりに

「キセルと喫煙の歴史」年表

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