1873ネンウィーンバンコクハクランカイ

1873年ウィーン万国博覧会

日墺からみた明治日本の姿

ペーター・パンツァー 編

沓澤宣賢 編

宮田奈奈 編

  • 体裁
    A5判・320頁
  • 刊行年月
    2022年04月
  • ISBN
    978-4-7842-2028-1

内容

ウィーン万国博覧会は明治政府が初めて参加した博覧会であり、日本の近代化を語るうえでの重要性はつとに指摘されてきた。近年、国内外における新資料の発掘、活用が進み、その研究はさまざまな分野で活況を呈している。
本書は、日本とオーストリア双方の視点から日本のウィーン万博参加を複眼的に検討することに加え、政治史、外交史、文化交流史、産業史、技術史など各分野で進む最新の研究を集成することで、従来の殖産興業政策への貢献という評価にとどまらないウィーン万博像を描出する。

目次

まえがき―本書について(沓澤宣賢)


Ⅰ ウィーン 日本趣味の熱狂とそのゆくえ

第1章 ウィーン万国博覧会を介した日墺関係の始まり(ペーター・パンツァー)
〔付録〕ウィーン万国博覧会における日本について書かれた新聞記事
ウィーン万国博覧会に関する主要欧文文献
第2章 ウィーン万国博覧会でウィーンの人々が見た日本(ペーター・パンツァー)
第3章 ウィーンのジャポニスム黎明期―ウィーン万国博覧会後の日本の流行まで(宮田奈奈)
第4章 ウィーン万国博覧会後のジャポニスムをめぐって―「日本古美術展」とシーボルト兄弟寄贈日本コレクション(堅田智子)


Ⅱ 日本 国家事業としての参同

第5章 ウィーン万国博覧会と日本の参同―明治初期の技術伝習とシーボルト兄弟の活動を中心に(沓澤宣賢)
第6章 幕末・明治初期の万国博覧会と佐賀藩ネットワーク―輸出陶磁器を中心に(伊藤真実子)
第7章 ウィーン万国博覧会と国家事業としての写真制作(谷 昭佳)
第8章 ウィーン万国博覧会の展示品収集と「産物大略」(阿部大地)
第9章 海を渡った物品のその後とニール号沈没の影響―関連資料紹介とともに(遠藤楽子)    

あとがき

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