ミツトヨコウキ

光豊公記

京都大学史料叢書19

京都大学文学部日本史研究室 編

藤井讓治 編・解説

  • 体裁
    A5判上製函入・378頁
  • 刊行年月
    2022年10月
  • ISBN
    978-4-7842-2019-9

内容

近世初頭にかけて代々武家伝奏を務めた勧修寺家十四代当主、勧修寺光豊の日記。十六歳の天正十八年正月朔日にはじまり、没年(三十八歳)の慶長十七年正月十一日に及ぶ。本日記は、一九六三年に京都大学文学部国史研究室の所蔵となった勧修寺家文書の一部であり、現在は京都大学総合博物館収蔵。一年を通して残されているのは、天正十九年と慶長十五年のみであり、天正十八・二十年・文禄二~五年、慶長二・三年・八・十二・十六・十七年は一部が伝わる。この他に文禄三年から慶長四年までの八朔の記事を集めた「八朔記」と慶長十六年五月二十一日から六月二十三日までの駿府・江戸下向の旅日記「東記」を収録。

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