ズセツ ダイミョウテイエンノキンダイ

図説 大名庭園の近代

小野芳朗 編

本康宏史 編

中嶋節子 編

三宅拓也 編

  • 体裁
    B5判上製・196頁
  • 刊行年月
    2021年03月
  • ISBN
    978-4-7842-2001-4

内容

近代の大名庭園では、学者により名園としての価値付けがなされ、旧藩主らが銅像や碑で顕彰される一方で、市民広場として開放され人々が集い、また文明開化の象徴たる博物館が置かれ、博覧会の会場となるなど、雑音ともいえるような多様な行為が入り乱れている。そして今もまた、迫りくる都市化の波に浸食されながらも雑音を取り除きつつ、近世の空間を期待してくる観光客のために、近世らしい空間を演出し、ときにはそれを創造してきた。

現代の大名庭園からは失われてしまった近代における変化の痕跡を、画像資料(絵図、地図、古写真、絵葉書)を中心に紹介。従来注目されなかった独自の視点から収集したビジュアルを盛り込みつつ、現在の各庭園の空間に近代が与えた影響を明らかにする。

目次

【収録庭園】
岡山後楽園
金沢兼六園
水戸偕楽園
高松栗林公園
彦根玄宮楽々園

小石川偕楽園
広島縮景園
鹿児島仙厳園
沖縄識名園

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