『御堂関白記』の研究
本体価格
8,000 円(税別)
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内容

藤原道長の日記『御堂関白記』について、長年、先駆的な研究を深めてきた著者による、論文(新作を含む)からエッセイまでを蒐めたアンソロジー。
摂関期古記録における『御堂関白記』、特に自筆本と古写本の特質を抽出し、その座標を確立することにより、『御堂関白記』研究のみならず、古記録研究そのもの、また摂関政治論や王朝文化論に資する。

【担当編集者より】
古記録としての『御堂関白記』原本・写本や、その裏書(紙背)までを丹念に読み込み、ひたすら接するという、著者のひたむきな研究姿勢と、それを根底から支える、『御堂関白記』(藤原道長)への熱きオマージュあふれる一冊です。
くしくも、「この世をば」が詠まれてから千年を経た本年(2018年)に刊行、ぜひご一読ください。

目次

序論 藤原道長と『御堂関白記』

一 自筆本『御堂関白記』をめぐって
 1.『御堂関白記』の裏書
 2.『御堂関白記』自筆本の文字の抹消
 3.『御堂関白記』自筆本寛弘五年秋冬巻の裏に写された『後深心院関白記』抜書

二 『御堂関白記』の書写
 1.『御堂関白記』古写本の書写
 2.『御堂関白記』の仮名
 3.『御堂関白記』古写本・寛仁元年九月卅日条と十月一日条の書写順序をめぐって
 4.平松本『御堂関白記』と『御堂御記抄』

三 『御堂関白記』の内容
 1.「内府悦気有り」
 2.寛弘五年七月の彰子土御門第退下をめぐって
 3.『御堂関白記』に見える「女方」
 4.『御堂関白記』の「妻」と「妾」について

四 『御堂関白記』雑感
 1.『御堂関白記』全現代語訳を終えて
 2.「御堂関白」藤原道長の実像
 3.『御堂関白記』は何故にすごいのか
 4.平安時代理解のあたらしい地平へ―古記録の現代語訳は何故に必要か―
 5.『御堂関白記』の世界記憶遺産(「世界の記憶」)登録について
 6.『御堂関白記』利用の変遷と「摂関期古記録データベース」

紹介媒体

  • 「京都新聞」朝刊 文化(9面)

    2018年11月14日

    著者インタビュー

  • 「読売新聞」

    2019年3月6日

    文化(24)面 紹介記事

  • 『古代文化』71号

    2019年6月

    野口孝子

    新刊紹介

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