絵入謡本と能狂言絵
本体価格
4,200 円(税別)
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内容

神戸女子大学古典芸能研究センターおよび同大学が所蔵する『絵入謡本』『能狂言画帖』『能狂言絵巻』『能狂言図巻』の絵画部分をオールカラーで掲載。さらに解題と詞章の翻刻を付す。

いずれも能・狂言の内容を絵画化した興味深い作品で、とりわけ『絵入謡本』は加賀藩前田家旧蔵という確かな伝来を持つ優品。

【担当編集より】
表紙図版で、砂浜を歩く女性がなにやら桶を引っ張っている姿が目にとまります。はじめ、なんだか変な絵だなと思いました。
「能や狂言を絵画化する」といった場合、物語の世界そのものを描くのか、あるいは舞台で繰り広げられる情景を再現するのか、というか2つの選択肢が考えられます。解題を読むと上述の場面は、能の作り物の塩汲み車を砂浜で引いているとのこと。物語世界と能舞台、両者の間の揺れが絵に表れていたのでした。
能・狂言の絵画化の面白さについては、『鴨東通信』107号の史料探訪でも長田あかね氏が解説されていますので、ぜひご一読ください。

目次

◆カラー図版◆
絵入謡本
能狂言画帖
能狂言絵巻
能狂言図巻


◆解題・詞章◆
神戸女子大学古典芸能研究センター蔵『絵入謡本』解題(小林健二)
『絵入謡本』詞章(樹下文隆)
神戸女子大学図書館蔵『能狂言画帖』『能狂言絵巻』『能狂言図巻』(小林健二)
『能狂言絵巻』詞章(樹下文隆)

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