韓国「併合」前後の教育政策と日本
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著者・編者略歴

(ほんま・ちかげ)…1960年生まれ.佛教大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学.博士(文学).佛教大学、京都女
子大学非常勤講師.編著書・論文に、「在朝日本人女性教員の見た植民地支配―池田正枝さんへの聞き取り調査から」(『教育史フォーラム』第2号,2007年3月),本間千景編・申鎬訳『韓国民衆口述列伝 1921年生 杉山とみ』(韓国,2010年),殷棋洙著・本間千景訳「朝鮮後期の多様な家の継承方式―義城金氏を事例に」(落合恵美子・小島宏・八木透編『歴史人口学と比較家族史』,早稲田大学出版部出版会,2009年)など.

内容

●本書は第二次日韓協約から第一次朝鮮教育令発布後、すなわち韓国「併合」前後の期間に着目し、当該期の修身教科書への影響や教員の養成・日本人教員の配置など、現地における学校教育をとりあつかう。

●日本の関与に対して朝鮮民衆の様々な対応と抵抗が展開され、その結果日本側の植民地教育政策がどのような変容を迫られたのかを、多彩な史料に基づき明らかにする。

●韓国併合100年を迎えるいま、教育という観点から、日本内地と旧韓国・朝鮮の関連を再考する。

目次

序 章

補 論 近年の植民地朝鮮教育史に関する研究動向
  教育制度・教育政策・教育論・教育実態
  初等・中等教育機関
  各科教育・教育書研究
  京城帝国大学
  師範教育・実業教育・社会教育・留学生
  インタビュー・アンケート
  その他

第一章 「併合」前後の修身教科書にみる教育理念の変遷
  1 韓国「併合」以前の修身教科書
  2 「併合」後の修身教科書編纂の経緯
  3 『学部編纂修身書』と『訂正修身書』の比較分析

第二章 「保護国」期韓国の教員需要と供給
  1 韓国「保護国」化による教員養成制度の改編
  2 官公立普通学校教員の需要と供給
  3 教員検定による許状授与と教員需給バランス
  4 私立学校の教員需要と供給

第三章 官立漢城師範学校廃校のプロセス 
  1 韓国「併合」と官立漢城師範学校
  2 韓国「併合」後の教員養成をめぐる議論
  3 第一次朝鮮教育令と官立漢城師範学校

第四章 普通学校日本人教員の聘用
  1 韓国学部日本人教員聘用のプロセス
  2 「保護国」期の日本人教員聘用状況と日本の状況
  3 「併合」後の日本人教員

第五章 第一次朝鮮教育令期の日本人教員講習会
  1 教員講習会の概要
  2 日本人教員講習会の概要
  3 普通学校長講習会の概要
  4 日本人教員のまなざし

終 章 課題と展望

参考史料および参考文献・参考論文一覧

紹介媒体

  • 『日本教育史研究』第30号

    2011年8月

    佐藤由美

    書評

  • 『日本の教育史学』第54集

    2011年10月1日

    井上薫(釧路短期大学)

    書評

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