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内容

 逸翁美術館の新装オープンを記念して開催される特別展「茶人 逸翁 -茶の湯文化と小林一三-」(10月4日~11月29日)の展覧会図録。
 阪急電鉄をはじめ、阪急東宝グループを起こし、明治・大正・昭和の実業界で活躍した小林一三。またその一方「近代数寄者」として確かな審美眼で収集された膨大なコレクションは、その遺志で逸翁美術館として受け継がれた。
 本書では、小林一三(逸翁)の世界を5つのテーマ「茶道との出会い」「逸翁の茶懐石」「逸翁と茶友」「逸翁の茶道観」「逸翁の愛した茶道具」にそってオールカラーで紹介。

目次

論考  近代数奇者としての小林逸翁(熊倉功夫)
 
第一章  茶の湯との出会い
      古筆切(伊井春樹)
第二章 逸翁の茶懐石
      逸翁の茶会(筒井紘一)
      懐石「辻留」(辻 義一)
第三章 逸翁と茶友
      逸翁を憶う(冷泉為人)
第四章 逸翁の茶道観
第五章 逸翁が愛した茶道具
      細川幽斎あて千宗易書状(村井康彦)
      須磨懐古図扇面(戸田勝久)
      「棚物と四季の取合わせ展」の思い出(池田巌)
      古染付の水指と祥瑞の菓子鉢(森川惠昭)

鼎談 「逸翁の茶の湯」(久田宗也・生形貴重・岡田彰子)
「逸翁の茶会」
人名録
用語録
小林一三略伝
出品作品一覧

紹介媒体

  • 『月刊美術』第412号

    2010年1月20日

    新刊紹介

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