たけのじょうおう わびのそうぞう

武野紹鷗 わびの創造

戸田勝久先生喜寿記念論集刊行会 編

  • 体裁
    A5判・614頁
  • 刊行年月
    2009年06月
  • ISBN
    978-4-7842-1471-6

内容

裏千家今日庵業躰であり、教授者(茶名宗安)と併せて、永年茶の湯研究に従事してきた戸田勝久先生の喜寿を記念し、武野紹鷗を基軸として、斯界の論者24人が原稿を持ち寄った論集。 

目次

第一部 紹鷗像とその茶の伝統

武野紹鷗と千利休(熊倉功夫)
室町末期の三条西家の三栖庄経営と武野紹鷗(中村修也)
武野紹鷗と本願寺─三条西実隆をめぐって─(山田哲也)
武野紹鷗の書状─「紹鷗茄子」付属玄哉宛書状を中心に─(宇野千代子)
珠光「心の一紙」再考─『長歌茶湯物語』との関係において─(筒井紘一)
天正期・堺商人の剃髪─茶会記から─(谷端昭夫)
江戸時代前期の千家の茶の湯における武野紹鷗─元伯宗旦・江岑宗左を中心として─(原田茂弘)
齋田記念館所蔵武野紹鷗関係史料(鍵谷眞由実)
中世美学媒介者像の蹉跌─大正・昭和前期の紹鷗研究─(田中秀隆)


第二部 禅と文芸

紹鷗・宗瓦・宗朝の禅(泉田宗健)
紹鷗の詩想(石川忠久)
茶の湯と歌論に関わる一考察(福良弘一郎)
『紹鷗百首』のもたらす意味─佐賀県立図書館蔵本の紹介を中心に─(石塚修)
俳諧師たちの茶の湯─『熱田大ぶく』影印ならびに翻刻─(矢野夏子)
戸田勝久の紹鷗研究(小倉光夫)


第三部 好みとわびの表現

袋棚の研究─紹鷗袋棚と利休袋棚(志野棚)─(伊東明弘)
膚釜の創造─紹鷗・侘びへのとりくみ─(長野垤志)
紹鷗と竹の茶道具(池田瓢阿)
染織文化からみた武野紹鷗(佐藤留実)
紹鷗緞子について(吉岡明美)
「小倉色紙」と茶(名児耶明)
紹鷗時代の茶碗(竹内順一)
紹鷗所持名物道具の全容─天王寺屋宗伯所持道具とともに─(矢野環)
大徳寺黄梅庵昨夢軒をめぐって─伝紹鷗好み茶室の再々考─(桐浴邦夫)
紹鷗の茶室(中村利則)


第四部 武野紹鷗に寄せて
序文・書評・解題
系図類纂ということ
戸田勝久先生著作目録

紹介媒体

  • 『淡交』780号

    2009年8月1日

    書棚に一冊

  • 『茶華道ニュース』630号

    2009年9月1日

    新刊紹介

  • 『茶道文化』第728号

    2009年10月1日

    谷晃

    書評

  • 『日本歴史』7月号(第746号)

    2010年7月1日

    矢内一磨

    書評と紹介

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