コウゲツソウガンカンシンコウヤクチュウ

江月宗玩 欠伸稿訳注 乾

芳澤勝弘 編著

江月宗玩 原著

  • 体裁
    A5判・口絵4頁、本文640頁
  • 刊行年月
    2009年04月
  • ISBN
    978-4-7842-1462-4

著者・編者略歴

(よしざわ・かつひろ)…1945年長野県生.同志社大学卒業.財団法人禅文化研究所主幹を経て,花園大学国際禅学研究所教授(副所長)

(こうげつそうがん、1574-1643)…
江戸時代前期の臨済宗の僧侶。津田宗及の子として生まれ、大徳寺一五六世として大徳寺の復興に尽くした。茶道では台子伝を宗及から受け、小堀遠州などに伝えた。後水尾天皇・豊臣秀吉・近衛信尋・織田信雄・徳川家光・高松宮好仁親王・一条昭良など、多くの公家・武家の帰依を受ける。

内容

江月宗玩の語録『欠伸稿』の龍光院蔵自筆本を翻刻。分量的には、影印で刊行されている写本「孤篷庵本」のほぼ半分だが、「孤篷庵本」にはない偈頌などを収録する。そのなかには私的なものも多く、江月の人柄を示すとともに、多くの文化人との交流を記録しているので、文化人の消息を窺う貴重資料ともなっている。

紹介媒体

  • 「中外日報」

    2009年7月28日

    中外図書室

  • 『史学雑誌』第120編 第4号

    2011年4月20日

    斎藤夏来

    新刊紹介

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