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正倉院宝物に学ぶ

奈良国立博物館 編

  • 体裁
    四六判・口絵8頁、本文430頁
  • 刊行年月
    2008年11月
  • ISBN
    978-4-7842-1439-6

カバーなど書籍の外装に多少の汚れ・傷みがございますのでご了承ください。

内容

日々、宝物の保存と修理に携わる宮内庁正倉院事務所の研究者をはじめ、東大寺・奈良国立博物館ゆかりの国内外の研究者が、正倉院研究の現在、八世紀の東アジア文化、宝物の保存・伝承の3つのテーマで報告・討論。正倉院宝物の精粋がわかる一書。

目次

まえがき(湯山賢一・奈良国立博物館長)

第Ⅰ部 正倉院研究の現在   正倉院学術シンポジウム2005

正倉院文書研究の来し方(北啓太・宮内庁京都事務所長)
北倉の楽器(内藤栄・奈良国立博物館工芸考古室長)
黄銅合子の模造で得た新知見 ─正倉院宝物模造の意義─(西川明彦・宮内庁正倉院事務所整理室長)
正倉院事務所における近年の調査(杉本一樹・宮内庁正倉院事務所長)
『東大寺宝物録』(弘化四年)に見る正倉院宝物について(森本公誠・東大寺長老)
全体討論
  [コラム1]御物じゃなかった(戸田聡)
  [コラム2]リピーターの楽しみ(戸田聡)

第Ⅱ部 正倉院宝物と8世紀東アジアの文化   正倉院学術シンポジウム2006

正倉院宝物と大仏開眼会 ─宝庫の成立に関連して─(米田雄介・神戸女子大学教授)
正倉院宝物からみた唐代の中日文化交流(晏新志・中国・漢陽陵博物館副館長)
統一新羅と奈良時代の仏像(金理那・韓国・弘益大学校教授)
聖武天皇 ─その出家への道─(森本公誠)
正倉院宝物と鑑真和上(三宅久雄・奈良大学教授)
『国家珍宝帳』について(杉本一樹)
奈良国立博物館蔵「刺繍釈迦説法図」の主題と画像(稲本泰生・奈良国立博物館企画室長)
菩提僊那と古密教の美術(谷口耕生・奈良国立博物館研究員)
全体討論
  [コラム3]安寛(戸田聡)

第Ⅲ部 守る・伝える 正倉院宝物   正倉院学術シンポジウム2007
漆工品の修理と模造(北村昭斎・重要無形文化財「螺鈿」保持者)
正倉院宝物を守ってきた人々(木村法光・奈良国立博物館客員研究員)
正倉院の建築と機能(清水真一・東京文化財研究所文化遺産国際協力センター長)
近年の染織品の整理・修理 ─北倉四十二 八角鏡 第一号付属八角榲匣の内張りの修理例から─(田中陽子・宮内庁正倉院事務所技官)
正倉院宝物の科学的調査の成果(成瀬正和・正倉院事務所保存課長)
全体討論
  [コラム4]一人ひとりにできること(戸田聡)

あとがき(西山厚)

正倉院学術シンポジウム開催一覧
正倉院年表
口絵解説
用語解説

関連リンク

紹介媒体

  • 読売新聞(夕刊)

    2008年11月6日

    文化面

関連書籍

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