バーナードリーチサイコウ

バーナード・リーチ再考

スタジオ・ポタリーと陶芸の現代

エドモンド・ドゥ・ヴァール 

金子賢治 解説・監訳・対談

鈴木禎宏 解説

北村仁美 訳

外舘和子 訳

  • 体裁
    A5判・口絵4頁/本文294頁
  • 初版年月
    2007年09月
  • ISBN
    978-4-7842-1359-7

日本図書館協会選定図書 カバーなど書籍の外装に多少の汚れ・傷みがございますのでご了承ください。

内容

戦前・戦後にかけて、欧米におけるスタジオ・ポタリーの歴史に大きな影響を与えたバーナード・リーチ(1887-1979)。その作陶姿勢やデモンストレーション、A Potters Book をはじめとする多くの著作を通して独特の地位を築く。日英両国における近代的な個人作家としての陶芸家の登場、アーツ・アンド・クラフツ運動や民芸運動といった思想運動の系譜、美術大学系の陶芸家との対峙、作家活動と工房の有り様など、さまざまな議論を孕んだ存在となった。著者のエドモンド・ドゥ・ヴァールは、1964年生まれの現代英国を代表する気鋭の陶芸家であり、批評家でもある。日本留学時代に東京で作陶、自身の中にあった「リーチ神話」が崩れ、歴史的探究へと向かっていく。本書は日英の資料を駆使して書かれた「バーナード・リーチ」「ルーツを求めて:著述家リーチ」に英国の現代陶芸に関するエッセイを加えた。そこには、陶芸家としてのリーチへの真摯な愛情とケンブリッジ大学で英文学を修めた批評家としての鋭い批判的論評が含まれる。第一線の専門家による解説を付し、本書全体を通じて現代陶芸論を試みる。

目次

序文……エドモンド・ドゥ・ヴァール



バーナード・リーチ……エドモンド・ドゥ・ヴァール
  序
  第一章 素朴な力 1887-1920
  第二章 日用陶器 1920-1940
  第三章 ルーツを求めて 1940-1979
  第四章 東と西を超えて?

ルーツを求めて―著述家リーチ……エドモンド・ドゥ・ヴァール

〔解説〕エドモンド・ドゥ・ヴァール氏の『バーナード・リーチ』について……鈴木禎宏




癒しと再生―陶器の真の生命……エドモンド・ドゥ・ヴァール

陶芸―新たな歴史の必要性……エドモンド・ドゥ・ヴァール




〔対談〕陶芸家のリーチ研究とスタジオ・ポタリー……エドモンド・ドゥ・ヴァール&金子賢治

〔解説〕現代の工芸とCraft、そして民芸―エドモンド・ドゥ・ヴァールのリーチ論に学ぶ―……金子賢治
  ド・ヴァールのリーチ論の特徴
  ドゥ・ヴァールのリーチ論の核心
  近現代工芸史要
  リーチ・ポタリー草創の頃
  工芸史観と訳語
  「陶芸家」を目指して―制作規範の創出
  「日用陶器」概念/『陶芸家の本』批判を巡って
  「定番商品」の思想
  リーチ・ポタリーの歴史的位置と「民芸とは?」
  「リーチスタイル」と終局
  おわりに

あとがき……金子賢治

紹介媒体

  • 新美術新聞

    2007年7月1日

    紹介記事(外舘和子)

  • 『陶説』11月号(656号)

    2007年11月1日

    新刊紹介

  • 『炎芸術』92

    2007年11月1日

    新刊紹介

  • 『学鐙』 冬号(104巻4号)

    2007年12月5日

    新刊紹介

  • 『サライ』2007年24号

    2007年12月20日

    紹介

  • 『デザイン理論』52号

    2008年5月31日

    大長智広

    書評

関連書籍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加