内容

※原始美術から現代美術までの広範な業績のなかから再編成された著者自選の著作集
※フィールドワークにもとづく多彩な民族芸術論はもとより現代美術論・現代文明論など主要な学術的成果を収めた定本
※主要著書および単行本未収録のものを各巻のテーマに添って編集
※適宜挿入図版を収め各巻に索引を付す
※巻末に第一線の研究者による解説を併載

目次

 Ⅰ 現代絵画の変貌
一 プロローグ  二つのエピソード/光の織布/三つの林檎/颱風の眼 
二 二〇世紀絵画の出発  檻のなかの野獣/モンマルトルの洗濯船/「ブリュッケ(橋)」と「ブラウエ・ライター(青騎士)」/機械のロマンティスム/「お星さまの顔をえがきたまえ」/ノスタルジアと夢と 
三 二つの大戦の間で  ピカソの変貌/否定/オブジェの発見/ラテン精神にたいする抗議/抽象への道/美術と客観的現実/テーマの復活
四 戦後絵画の展開  「目撃者」と「国境の住人」/抽象絵画の冒険 

 Ⅱ モダン・アートへの招待
一 モダン・アートへの道 
二 エコール・ドゥ・パリ 
三 ピカソとダリ 
四 現代のプリミティヴ 
五 抽象への傾き 
六 アメリカの新しい波 

 Ⅲ 現代絵画の解剖
一 視覚  視覚の変貌/光と影/遠像と近像/右と左 
二 フォルム  シュジェとフォルム/点と線/水平と垂直 
三 オブジェ  オートマティズム/マティエール/オブジェ 
四 サインとシンボル  記号/エロス/プリミティヴ 

 Ⅳ ミロ、カンディンスキー、デュビュッフェ
一 ジョアン・ミロ 
二 ワシリー・カンディンスキー 
三 ジャン・デュビュッフェ 

Ⅴ 近現代美術展覧会
一 ヨーロッパ、アメリカ、アジア美術展-展覧会解説-  一九世紀以前の絵画/二〇世紀の絵画/版画・陶芸その他/ピカソ展  個展など 
二 欧米美術展 ―― 作品解説 ――  一九世紀以前の美術/二〇世紀の美術

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