カバーなど書籍の外装に多少の汚れ・傷みがございますのでご了承ください。

内容

※江戸幕府の京都大工頭を代々勤めてきた中井家に伝わる建築指図をまとめたもの
※中井家伝来史料には、中井家の職務に対応して、城郭、武家屋敷、内裏、公家屋敷、寺院、神社、数寄屋、書院の指図があり、江戸時代の建築に関する詳細な情報を得ることができる。さらに、洛中図・町絵図・橋図など、土木関係の絵図も豊富にそろっている。近世建築史はもとより、近世都市史研究、美術史研究、歴史地理研究など、幅広い歴史研究に役立てることができる。
※図版は517点を大判で収録し、解説を付した。

目次

原色図版  16ページ
単色図版 283ページ
 武家建築指図(城郭・武家屋敷)138点
 公家建築指図(御所・公家屋敷)100点
 寺社建築指図(寺院・神社)89点
 数寄屋建築指図(茶室・書院)151点
 その他絵図類(土木構築物・地図・その他)39点

解説
京都大工頭中井家の職掌と建築指図(谷直樹)
図版解説
 武家建築指図(植松清志)
 公家建築指図(岩間香)
 寺社建築指図(中嶋節子・大上直樹)
 数寄屋建築指図(新谷昭夫)
 その他絵図類(伊藤宗裕)
京都大工頭中井家建築指図目録

紹介媒体

  • 日本史研究 505号

    2004年9月20日

    村上紀夫

    「新刊紹介」欄

関連書籍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加