内容

※原始美術から現代美術までの広範な業績のなかから再編成された著者自選の著作集 n※フィールドワークにもとづく多彩な民族芸術論はもとより現代美術論・現代文明論など主要な学術的成果を収めた定本 n※主要著書および単行本未収録のものを各巻のテーマに添って編集 n※適宜挿入図版を収め各巻に索引を付す n※巻末に第一線の研究者による解説を併載 n

目次

人間にとって芸術とは何か n近代美学に課せられたもの n芸術のはたらき -原始美術の場合- n芸術を支えるもの nはじめにイメージありき n生命力のイメージ -ラスコー洞窟の壁画 n出産の呪術 -旧石器時代のヴィーナス n動物と人間のあいだ -極北美術とレバント美術 n舞台に登った人間 -ブッシュマンの岩面画 n暮らしのパターン -サハラの岩面画 n巨石の魅惑 -ヨーロッパの巨石文化 n触覚の造形 -ゴーロワの彫刻 n土のドキュメント -モチーカの土器 n精霊にささげられた島 -ニアスの村・家・巨石彫刻・偶像 n彼岸への架け橋 -トラジャの家と墳墓 n石とブロンズに秘められた権力 -アフリカの王朝美術 nはじめにイメージありき nイメージの機能 n神話とイメージ n「見る」こと n見ることから作ることへ nイメージと美術教育 n空間のイメージ nヴィーナス以前 nヴィーナスの誕生 n豊饒と愛の女神 n女のかたち n西アジアの地母神 nアドニス神話の系譜 n地中海の女神 nエジプトの神話 nインドの性愛女神 n壺と乳房のシンボリズム n両性具有像と母子像 n衣を脱ぐアフロディテ n神の座から降りたヴィーナス n日本人の美意識 n西洋美術の受容と日本的美意識 n今日の日本画が直面しているもの -昔と同じ問題点 nTHE JAPANESE VISION:nIMAGE AND PERSPECTIVE IN JAPANESE ART nJAPANESE VISION:NEW WAVE ART nn解説:神林恒道 n

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