内容

当時の活字媒体を通じて発表された講義資料、宗教論を含む社会論のすべてを収め、明治日本に多様な影響を与えたフェノロサの実像に迫る。

目次

御雇外国人教師エルネスト・F・フェネロサ (山口静一)-序にかえて-
1 東京大学における政治学・理財学・哲学講義
(『東京大学年報』『東京大学一覧』)
2 宗教ノ原因及ビ沿革論(『芸術叢誌』)
3 政治学講義(パンフレット)
4 世態開進論(『学芸志林』)
5 学位授与式祝辞(『学芸志林』)
6 霊性ノ三元素(真善美)(『哲学会雑誌』)
7 中国および日本の特徴(『アトランティック・マンスリー』)
8 詩集『東と西』序文
9 東西文明の比較一斑(「東京専門学校文学部第二回三年級講義録」)
10 内地雑居に関して日本の教育の将来を論ず(『教育公報』)
11 来るべき東西の融合(『ハーパーズ・ニュー・マンスリー・マガジン』)
12 世界史上日本の位置(『中央公論』)
13 外人の眼に映ずる日本(『読売新聞』)
付録1 長詩『東と西』
付録2 フェノロサ略年譜
付録3 JAPANS PLACE IN HISTORY (THE ORIENT)

紹介媒体

  • 朝日新聞

    2000年5月7日

    木下直之

    「新刊「私の◎○」」欄

関連書籍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加