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内容

大正4年に川上孤山師によって書かれた『妙心寺史』は、草創から維新期まで六百年の妙心寺の沿革を、本山・塔頭はもちろん地方寺院に至るまでその記録・文書を猟渉して描いた大著である。復刻にあたっては荻須純道による「明治以降の妙心寺」を増補した。付・松原一流(古月・白隠)系正脈図。

目次

緒論
 本邦禅の源流
 栄西の伝法
 隆蘭溪の渡来
 松源一流の興隆
 大應と大燈

第一編 妙心開創期
 第一章 開山時代
 第二章 六祖時代

第二編 一派興隆期
 第一章 四派分立時代
 第二章 小派分立時代
 第三章 快川、南化時代
 第四章 桃山時代の妙心

総説
 幕府の開設と信仰
 玉鳳流と徳川初期の神道
 皇室に対する法山の祈祷
 徳川時代法山制度
 妙心経済法
 妙心寺寺格の大要

第三編 徳川前期
 第一章 鉄山、一宙時代
 第二章 一糸、愚堂時代

第四編 徳川中期
 第一章 無難、盤珪、正受時代
 第二章 無着、白隠時代
 第三章 東嶺時代

第五編 徳川後期
 第一章 隠山卓洲時代
 第二章 暘山、南海時代
 第三章 維新前の妙心

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