日本図書館協会選定図書

内容

昭和6年京大経済学部を卒業以来、九大、阪大、関西学院大、福山大学で教鞭をとり、日本学士院会員、社会経済史学会・経営史学会顧問であった著者が、自らの半世紀を越える研究遍歴途上において数々の学恩を蒙って来た先学・恩師を追慕し、その謝意を表現しようとしたものである。それは、とりもなおさず昭和の学問史である。

目次

河上謹一と河上肇

福田徳三博士の経済史的研究の成果

平沼淑郎と幸田成友と『大阪市史』

関一博士の経歴と功績

本庄栄治郎先生の業績と大阪研究

本庄栄治郎先生の晩年の労作

黒正巌先生の学風と人物

菅野和太郎博士の業績とその政界・財界活動

高田保馬博士の思い出

堀経夫博士の人柄と功績

あとがき

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