内容

洋の東西を問わず厖大な典籍に裏づけられた広い学識とすぐれた歴史感覚、軽妙洒脱の文章で歴史的事象を身近に引き寄せる力量、東大史料編纂所において一貫して日本関係海外史料の調査研究に従事した著者が50年に及ぶ研究歴の間に書き残した論著を、今では入手困難なものを中心に全6巻に編む。

目次

キリシタン信仰の浸透
  農民生活とキリシタン信仰
  キリシタン信仰と封建社会道徳
  布教機関の分布について

キリシタンへの対応
  踏絵について
  キリシタン遺物
  南蛮寺と屏風

南蛮文物の種々相
  近世初期の日欧交渉が日本古文書に及ぼした影響
  近世初期の技術に及ぼしたヨーロッパの影響
  唐紅毛の遺産

解説 進士慶幹

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