刊行してかなりの年月が経過しているため、シミ・ヤケなどがございます。予めご了承ください。

内容

本書は、1973年に実施された慶州市内最大の古墳群である皇南洞古墳群中に包まれる主として地下に埋没していた古墳及び仁旺洞、校洞の古墳の発掘調査報告書である。それらの古墳は竪穴式石槨古墳、積石木槨古墳、甕棺墓など4~5世紀頃のもので、慶州古墳の編年、墓制の変革・発展、新羅古墳の最も特徴的な積石木槨古墳の発生・変化等を知る基本資料。

目次

Ⅰ 味鄒王陵地区第1,2,3,区域古墳群及び皇吾381番地廃古墳
 味鄒王陵地区第1,2,3,区域古墳群
 一 各古墳の構造及び出土遺物
 二 結言
 皇吾381番地廃古墳

Ⅱ 味鄒王陵地区第9区域(A号破壊古墳)
 一 古墳の位置及び状態
 二 古墳の構造及び遺物
 三 結言

Ⅲ 味鄒王陵地区第5区域古墳群
 一 発掘経過
 二 古墳群の配置状態
 三 各古墳の構造と出土遺物
 四 総括

Ⅳ 慶州校洞廃古墳
 一 発掘経過(日誌)
 二 古墳の構造及び層位
 三 盗堀坑
 四 其他の遺稿(建物址)
 五 出土遺物
 六 結言

Ⅴ 味鄒王陵地区第10区域皇南洞第110号古墳
 一 位置と遺蹟状況
 二 発掘調査経緯
 三 古墳の構造と出土遺物
 四 考察
 五 結言

Ⅵ 慶州仁旺洞第149号古墳
 一 古墳の位置
 二 発掘経緯
 三 古墳の構造と遺物の存置状態
 四 出土遺物
 五 結言

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