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内容

日本の都市史研究の開拓者であり権威である氏が、良質の史料を駆使し、都市研究をはじめ民衆史の本領ともいうべき部落史、女性史、また茶湯の世界を軽妙かつわかりやすく描く。折にふれて書かれた著作を、テーマ毎に編集。政治,経済・文化がしっくり調和した総合的な歴史像。

目次


現代のことば
思うこと
紙つぶて
私の会った人


金沢
松浦の風土
安曇野回想
秋の山歩き
チドリふたたび
あなたの故郷を採点する



声美人
笑止なはなし
たった一時間のこと
漫画と現代
呻吟語雑感
平平平平――人名雑感――
人生のバランス・シート
“おおきに”
王仁三郎のマネ
ワラ一本の重み


現代女性風俗考
女性話術の復権
女性と「参性権」
居間のうつりかわり――イロリ端からサロンへ――
元服と現代の“成人”
流行蜚語――ゴキブリ――


日本文化の視点――疑似伝統からの脱却――
現代貧富論
大正と昭和の米騒動
残酷物語
現代青年論
期待される文教行政像
市民契約と功利主義
都市再開発の問題点
ものの限界――大阪国税局の珍通達に思う――
汚職学現考――新聞論調文献批判を中心として――
歴史新巷談

あとがき

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