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内容

日本の都市史研究の開拓者であり権威である氏が、良質の史料を駆使し、都市研究をはじめ民衆史の本領ともいうべき部落史、女性史、また茶湯の世界を軽妙かつわかりやすく描く。折にふれて書かれた著作を、テーマ毎に編集。政治,経済・文化がしっくり調和した総合的な歴史像。

目次


譜代大名
家老にみる名宰相の条件
幻の名家老―『日暮硯』考―
逸話でつづる将軍継嗣争い
御家騒動考
大名の側室と町奉行
武士のつらさ
大坂駐留軍日記―第二次征長下の一兵士の生活―
日本史への架橋
信長と秀吉の居城
大坂城雑記

近世初期の日本と東南アジア
キリシタンと僧侶
十二月の歴史
生きている封建制
近世身分制雑話―武士と町人―
遊女と非人
明治前期の名護町と西浜
江戸時代の結髪職人

近世後期の実学思想
“江戸と上方”文化考
江戸人士のみた京都
上方町人のケチリ方
大坂斎藤町の話
大坂の蔵屋敷
京の豪商たち
豪商の生活

江戸時代の東西の道
江戸の旅雑見
東海道中費あれこれ
西陣歴史散歩
牛窓・本蓮寺の蘇鉄
やきものの故里―唐津―
開国のころの長崎
明治初期の長崎
長崎歴史散歩

あとがき
初出一覧

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