内容

『古画備考』は、狩野栄信の二子朝岡興禎が絵画鑑賞に資するため、多年苦心研鑚の末編纂した一大著述で、古美術研究の基本書として不朽の名著である。首巻一冊に目録索引を付し、3冊には帝室の部から始め全51巻の部門別に分け各人の伝記を掲げてある。

本書は、大正2年太田謹がそれに校訂を加え、所見・印影を増補して刊行したものの復刻である。

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