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内容

正倉院御物の調査、朝鮮扶軍守里廃寺の発掘、法隆寺若草藍の発掘をはじめ数多い諸寺の永年にわたる現地調査を土台に、今日の仏教考古学の大系を樹立した石田博士の半世紀以上にわたる学問上の足跡を一堂に収める。

目次

寫經と日本文化/法華義硫の装〓に就いて/奈良時代の寫經の特質/法句經/攝津大門字一切經に就いて/藤原寫經の性格/嶽島平家納經と藤原末期の信仰/遠州本興寺の古本法華經に就いて/中尊寺金銀交書經/中尊寺金泥一切經の見返し繪/中尊寺藏最勝王經々塔曼陀羅/博物館の校倉/我國に於ける法華經書寫の技巧に就いて/般若心經の遺品/越中日石寺裏山經塚/紀州比井崎王子〓藏の經塚遺物/静岡縣下の經塚古墳/伊勢朝熊山經塚/伊勢朝熊山經塚と石塔群/經筒の話/推古佛を納入せる經筒/永久四年在銘の經塔/元興寺極樂坊發見の柿經/滑石經に就いて/瓦經の研究/我國版經の發達/修験道と東北文化及び山寺の笹塔娑/銅版經の折本に就いて/我國發見の銅版經に就いて/經典を調査する場合の豫備知識

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