内容

慶応元年広島藩医の家に生れた呉秀三は、日本神系学会を創立し、我国の近代精神神経学を開拓・建設、また日本医史学会の初代理事長として多大な業績を残した。本書は、精神病学史における第一人者が呉博士に関する資料を精力的に探訪・蒐集して記した伝記である。日本近代医学史・科学史にとり貴重な労作である。

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