絵本の世界

先日、京都伊勢丹の美術館「えき」KYOTOで開催されている、
「レオ・レオニ 絵本のしごと」展を見に行きました。
小学校の教科書にも登場する『スイミー』や『フレデリック』をはじめ、
彼の手がけた絵本は、日本でも数多く翻訳されています。
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レオ・レオニは、オランダ生まれで、美術蒐集家の伯父の影響により、
幼い頃からピカソをはじめとするキュビストの絵に囲まれて育ちました。
グラフィック・デザイナーとして活躍していた49歳のとき、
孫のためにつくった『あおくんときいろちゃん』を出版、絵本づくりを開始します。
その後1999年に亡くなるまで、40冊近くの作品を発表しました。
「ストーリーを明確にするということが、もっとも大切なこと」
そう考える彼は、現代美術にかかわる者としてやってみたいことはあっても、
ストーリーを曖昧にするものであれば、その欲望を抑えたといい、
絵を描くときには非常に神経をつかっている、と強調しています。
展示をみる中で、小さな主人公たちの冒険に考えさせられ、
また、やわらかい色調で描かれた愛らしい絵に癒されました。
彼の作品は世界中で読まれているとのこと、
心がうごく作品は国境を越えるもので、本当にすてきなことだと思います。
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大人から子どもまで、世代を問わず楽しめる展示は今月27日まで。
図録は絵本の総集編のよう!思わず購入してしまいました。
(平野)