新年おめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願いいたします。
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京都では雪がちらつき、かなり冷え込んできました。
初春とは名ばかり。いよいよ本格的な冬がはじまります。
夏の暑さも冬の寒さも厳しいのに、
千年の都として人が住み続けた理由はどこにあるのでしょうか…
もう何年も京都に暮らしているのに、いまだにわかりません。
京都の気候はさておき。
思文閣では新年を迎え、展示替えをしました。
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横山大観竹内栖鳳上村松園など、名品を取りそろえています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

透明なガラス 三嶋りつ惠の世界

三嶋りつ惠さんは、京都生まれ・ヴェネツィア在住のガラス作家です。
ヴェネツィアングラスで知られるムラーノ島のガラス工房に通い、
ガラス職人たちとのコラボレーションによる作品制作を行っています。
欧米各地での個展やアートフェアへの出品なども多く幅広く活躍されています。
流星
「流星」
先日のイタリア家具メーカー「アルフレックス」との企画、
arflex × 思文閣 ―モダンライフと日本美術―
では、三嶋さんのディレクションのもと、和と洋の新しい可能性を提案いたしました。
三嶋さんは、あくまでも「透明なガラス」にこだわっています。
それは、光、水、空間と調和するということを何よりも重視した三嶋さんのスタイルなのです。

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「川尻潤展」開催中です。

只今ぎゃらりぃ思文閣で開催中の「川尻潤作陶展」。
先日のシブログでもご紹介しましたが、今回は少し見どころをお伝えしようと思います。
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まずこちらは「黄鬼」。
大きくくり抜かれた目、大きな鼻や牙はとてもダイナミックで迫力があります。しかし、どことない愛嬌も感じられるのが川尻氏の作る鬼たちなのです。
節分を始め、お祭りなどでも登場する鬼は人々の生活に根付いてきた日本の伝統的なモチーフといえ、川尻氏もそういったものに興味を惹かれ作り続けています。
(会場には「赤鬼」と「黒鬼」もいます。)
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「黄釉狛犬」
こちらも私たちの生活に根付いた愛らしいモチーフの一つです。

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川尻潤展はじまりました。

ぎゃらりぃ思文閣では、12月4日(土)から、京都東山にて活躍する
陶芸家・川尻潤氏の個展「川尻潤作陶展―挑発する日本美―」を開催しています。
「感性された隙のない造形ではなく、歪みやゆるい造形の面白さ」を
作品のテーマとして追求し、独特の世界を表現する川尻氏。
そこには立体を造るという彫刻的要素と、絵付けに見られる絵画的要素、
「使われる」ことを目的とした工芸的要素が、絶妙なバランスで共存しています。
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会場は1・2階の各ギャラリースペースと、2階奥の和室の三カ所に分かれています。
今回はまず、陶屏や壷、酒器や茶碗をメインとした1階の展示風景をご覧ください。
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あえて用途を限定せず、使う人の想像力に託す「遊び」の要素を持った作品の数々。
左奥に見える丸桶は、ワインクーラーとしてだけでは無く、手焙りとして、
また花生けとしてもお使いいただけます。
(使用花:ピンクッション、プロティア・コルダータなど)
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青磁に三島手、刷毛目、緑釉などバラエティに富んだ酒器は、
ひとつとして同じ形のものは無く、それぞれに独特の表情があります。
同じ技法のものはもちろんのこと、好みに合わせた様々な組み合わせへとイメージを
膨らませることができるのも、川尻作品の大きな魅力の一つです。
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独特のフォルムと存在感を持った花器は、意外な草花との取り合わせも楽しめます。
(使用花:炭化木、苔、アオツヅラフジの実など)
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思文閣では初となる今回の個展では、代表作である「金銀彩陶板」をはじめ、
花器や食器など多彩な作品をご出品いただいています。
是非お近くでご覧下さい。
ぎゃらりぃ思文閣 http://www.shibunkaku.co.jp/gallery/
「川尻潤作陶展―挑発する日本美―」
平成22年12月4日(土)―12日(日) 会期中無休

戸田勝久展のみどころ

先日お知らせした「戸田勝久展―道の向こうに はな・とり・かぜ・つき」。
今回は、知っておくと個展が二倍楽しめる、ちょっとしたエピソードをいくつかお届けします。
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ぎゃらりぃ思文閣があるのは、京都の古美術商が集まる古門前通。
通りを歩くと、今回の個展の目印となる看板が見えてきます。
タイトルの下の可愛らしい絵は、作家である戸田氏が開催前に即興で描かれたもの。
墨と色鉛筆というシンプルな材料だけで、瞬く間に何羽ものウサギが生まれました。
表と裏、異なる絵柄となっていますので、お越しの際は是非お見逃し無く。
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一階には小ぶりの作品を並べた一角があります。
作品の持つイメージと見事な調和をみせる額は、全てオリジナルの一点もの。
懇意にしている額屋さんとの、息の合ったコラボレーションの成せる技です。
額は木製で、様々な手法で独特の風合いがつけられています。
一見陶器のようにも見えるので、持ちあげてみて驚かれる方もしばしばです。
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二階最奥の部屋は、パステル画が一点のみという贅沢なコーナー。
(「6月の都会の夜」)
パステルという画材ならではの闇と光のコントラストが美しい作品が、スポットライトに照らされて浮かび上がります。
こちらには椅子とテーブルも用意していますので、作品を眺めながらのご歓談もお楽しみいただけます。
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会期は11月28日(日)まで。
秋たけなわの京都観光と併せて、是非ご来場ください。
(蒲)