「黒田征太郎 コヨーテ展」が銀座で始まりました

「黒田征太郎 コヨーテ展」が京都、福岡を巡り、いよいよ銀座にやってきました。
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展示する作品は、すべて、コヨーテの絵です。
雑誌『Coyote』の休刊を心から残念に思った黒田氏が復刊を願う気持ちを伝えるために、一年数ヶ月、編集長に送り続けた数百枚に及ぶコヨーテの絵。今回の展覧会ではその中の約百点を御覧頂いております。
様々な色のコヨーテ達が壁から壁へと自由に駆け巡り、会場には色彩が溢れています。
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黒田氏は作品を描かれるとき、色を選ぶというより、何かに選ばされているように感じる時があるそうです。
私達がついとらわれがちな思考というプロセスを、黒田氏は軽々と実に楽しげに飛び越えて描いていらっしゃいます。その瞬間の黒田氏の感受性がそのまま、コヨーテ達の色、動き、表情となって描かれている、のかもしれません。
ここにいるコヨーテ達は皆、どこか人間のように見えます。
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会場では、御自分に重なるコヨーテがきっと見つかるのではないでしょうか。
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銀座が本展覧会最後の巡回地となります。
銀座のみの展示となる黒田氏の新たな作品も御覧頂けます。
また、9月17日(水)は、黒田氏が会場にいらしてくださいます。
皆様、是非お越し下さいませ。
 
「黒田征太郎 コヨーテ展」
会場:思文閣銀座
会期: 2014年9月13日(土)~21日(日) 10:00~18:00 会期中無休
黒田征太郎氏在廊日:9月17日(水)※午後~
地図 http://www.shibunkaku.co.jp/shop/map_shiten.html

再興 對州窯展を開催いたします!

ぎゃらりぃ思文閣では、9月20日(土)より「再興 對州窯展」を開催いたします!
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對州窯は、享保から明治末年にかけて対馬で高麗茶碗を作り続けてきた窯です。
一時途絶えたものの、昭和56年に小林東五氏によって復興されました。
現在は古希を機に作陶活動を退かれた東五氏の指導のもと、
熟練の職人による井戸や三嶋などの優品を世に送り出し、
多くの對州ファンを魅了し続けています。
会期もいよいよ近づき、出品作品がぎゃらりぃ思文閣に届きました!
遠い対馬の地より、遠路はるばる京都まで送り届けられた対州窯の作品たち。
丁寧に梱包された包みを一つ一つ開梱するたびに、素晴らしい仕上がりの作品が現れてきます。
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一部の作品には、小林東五氏自ら手を入れられていて、より瀟洒な趣が感じられます。
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写真左2点は東五氏による刷毛目、右は東五氏による草文の釘彫が施された作品です。
本個展では、お茶碗や水指などの茶道具をはじめ、
酒器や食器類など身近に親しみやすい作品の数々をご覧いただけます。
◆再興 對州窯展
 【会期】平成26年9月20日(土)~10月5日(日) 会期中無休
 【会場】ぎゃらりぃ思文閣
個展の様子はこちらからもご覧いただけます。
古くから茶人に愛され続けた「本当の高麗茶碗」を見に、
ぜひぎゃらりぃ思文閣までお越しくださいませ!

思文閣大交換会 開催中です!

9月1日より、思文閣大交換会を開催しております!
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入札の締切は9月14日(日)17:00(必着)です。
オンライン入札目録では、作品の筆致や細かな細工を鮮明にご覧いただけるアップ画像のほか、
お探しの作品に素早く辿りつける検索機能、申込み前に入札内容を確認いただける
「入札予定リスト」など、WEBならではの便利な機能をお使いいただけます!
オンライン上で作品をご覧いただきながら、そのまま入札申込ができるオンライン入札目録を、
是非ご利用くださいませ!
下見会はぎゃらりぃ思文閣で、入札締切まで開催しております。
1階には額装作品とお道具類を展示。
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2階には掛け軸や小品を展示しております。
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なお、思文閣本社改装工事のため、今回の下見会はぎゃらりぃ思文閣のみでの開催となっております。
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是非会場にお運びいただいき、実物をご覧いただければと思います。
下見会場でもご入札いただけますので、是非お越しくださいませ!
【下見会場】 ぎゃらりぃ思文閣 地図      
  【会期】 2014年9月1日(月)-14日(日) 10:00~18:00 ※最終日は17時まで
         お問合せ先:思文閣京都本社 TEL:075-531-0001

恋する美人画―女性像に秘められた世界に―

平成26年4月入社させていただいたリョウと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
五月に、京都市美術館の「恋する美人画―女性像に秘められた世界に―」を
観に行きました。
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主題はおおむね六つに分かれ、江戸時代の美人絵からはじめ、近代になって美人画として
日本画の一ジャンルが確立した道を経て、現代にいたる女性や女性像を改めて想像させる
展示でした。
その中、最も目を引いたのは梶原緋佐子の作品でした。梶原緋佐子は「開かれた口」、
「赤き眼の淵」、「肥大した赤き肌色の手足」などの働く女性の姿を描いており、
一般に想像できる美人画とはかなりずれがありました。しかしそれは逆に、感情を有する
人間を描いているのではないかと思いました。出品された「姉妹」(大正五年頃、1916)、
「暮れゆく停留所」(大正七年、1918)などから女達の眼には、感情が宿っていると感じました。
私は、生きて居る女性の姿とその中の生命力を描き出しているのは、美しいのだと思います。
今回京都市美術館で開催されている展覧会では江戸時代から現在に至る女性像が如何に
変化していったかを見ることができ、大変楽しかったです。
(リョウ)

向井潤吉『花と龍』挿絵原画特集 公開中です!

向井潤吉『花と龍』挿絵原画特集 Part2を公開しております!
2014年新春にPart1を公開し、
ご好評いただいた「向井潤吉『花と龍』挿絵原画特集」。
8月より、 待望のPart2、約80点の作品をオンラインストアにて公開しております。
http://www.rakuten.co.jp/shibunkaku/
向井潤吉は、茅葺き屋根の古民家を描き続けた油彩画家として、
非常に人気の高い作家です。今回ご紹介するのは、
昭和27から28年まで小説『花と龍』が讀賣新聞朝刊に連載されていた際、
挿絵として描かれた作品です。
風景・静物・人物などがひとつひとつ丁寧な筆致で描かれ、
潤吉の卓越した描写力が遺憾なく発揮されています。
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【第二百七十一回挿絵 「若松公会堂」】
Part1では、明治時代の情景が描かれた物語前半部分をご紹介いたしましたが、
今回は昭和初期の風俗等が描かれた物語後半部分の原画約80点を追加しております。
今回の展示作品では、八幡製鉄所のあった北九州の情景の他、皇居周辺や浅草など東京の
様子も描かれています。
また、街路や船着場、小料理屋や日常の家庭の様子など、昔懐かしい昭和風俗も見どころです。
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【第二百十回挿絵 「傘をさす姉妹」】
なかには、鉛筆で書かれた下絵が残っている作品もあり、構図を推敲し、
変更したあとを追うことができます。
作家の息遣いを間近で感じることができるのが原画ならではの醍醐味です。
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【第三百十三回挿絵 「車力」】(部分)
挿絵の主題となっている小説『花と龍』は、芥川賞作家 火野葦平による自伝的
小説です。新聞連載中には大きな話題となり、その後たびたび映画化やドラマ
化されました。
新聞連載にあたっては、324話すべてに向井潤吉による挿絵が添えられ、
当時の風俗や物語の世界観が生き生きと映し出されています。
今では存在しない昭和の建造物や風景も、向井潤吉にとっては自ら目の当たり
にしていた光景。細やかな筆致から、当時の空気感を堪能していただくことができます。
本展覧会の作品は、思文閣オンラインストアのほか、実店舗のぎゃらりぃ思文閣でも
ご覧いただけます。
展示の様子は こちらからご覧いただけます。
向井潤吉の画業、ぜひこの機会にご覧くださいませ。