優しいアイテム

最近明らかに呼吸器系に疾患があるなという自覚症状が続いたので、
市内の総合病院に行って検査してもらったのだが結果はシロ。
「肺も心臓も綺麗なもんですよ」と言われ、
これはセカンドオピニオンを聞かねばならぬと、
東山区の東福寺に程近い大本病院さんに駆け込んだ。
くすり
ああだこうだと拙い説明で症状をお伝えしていると、
先生が私のカルテを見ながら冷静沈着に…。
「思文閣さんて古門前の古美術とか出版の会社ですよね?
じゃあお仕事柄、埃の多いところにも入られるでしょう?
ちゃんとマスクしたほうがいいよ」
と的確にセカンドオピニオンを頂戴したのである。
さすが地元東山区のお医者様!!
思文閣をご存じなのも嬉しかったが、書画屋の置かれている環境を即座に推測し、
問診の結果と結び付ける…快刀乱麻を断つとはこの事である。
しかも待合室で支払を待っていると看護師さんがそっとマスクを手渡してくれて
「次の御仕事の時に使って下さいね」の一言。立て板に水。
いつも私が鞄に忍ばせている査定依頼対応グッズに
マスクという優しいアイテムを手に入れた。
グッズ
(入江)

梅と桜

こんにちは、はじめまして。
新入社員の鈴鹿と申します。
4月初めに思文閣に入社し、社会人1年目として学ぶことばかりの日々を過ごしています。
入社から一週間が過ぎ通勤にも慣れてきましたが、少し嬉しいことがありました。
通勤途中に桜並木があり、ようやく桜が満開になったのです。
角を曲がり一面に桜がぱっと見える瞬間が最近の楽しみになりました。
cherry.jpg
今年は寒い日が続き、桜の開花は遅くなりましたね。
開花宣言もまだ遠いある寒い日に友人が
「春を見つけた!桜がもう咲いてた!」
とやや興奮気味に携帯で撮った写真を見せてきたことがありました。
時期を考えると梅の花なのですが、彼女は桜だと言い張ります。
そういえば私も桜と違いをちゃんと説明できない事に気が付き、少し調べてみました。
桜と梅はどちらもバラ科・サクラ亜科・サクラ属だそうで、よく似ていますが少し違いがあるようです。
桜…花枝(花のすぐ下につく枝)がある
  花びらの先が割れている
梅…花枝がないので枝に直接花が生えているように見える
  花びらの先が丸い
  枝に花が散らばって咲く
以上のような点が異なるそうです。
花びらの形は日本の文様でもその通りになっていますね。
  文様1   文様2
梅の花は散ってしまった地域が多いでしょうが、桜を見かけたら一度観察してみてください。
(鈴鹿)

つかの間、寛ぎをくれるもの

ようやく春らしくなってきましたが、年度末で慌ただしいこの時期、
なかなか家でゆっくりすることもできない日々が続いております。
出張で遠方、特に東京へ行くことが多いのですが、
そんななかで少し寛げるのが新幹線での移動時間です。
日頃の喧騒を離れて、ゆっくりと珈琲を味わいながら読書に耽る。
本を読んでいるうちに眠ってしまい、ふと目が覚めたら車窓から富士山が見えることも。
最近読んでいるのは、鈴木俊幸著「新版 蔦屋重三郎」(2012 平凡社)です。
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古書に親しむ者必読の名著!
元は若草書房から刊行されたものですが、
最近新たに平凡社から新版が出たということで、改めて読み直しています。
京都‐東京間のおよそ二時間、
仕事のことを忘れ(勤務中ですが)自分の好きな時間を過ごせるのが、
最近の至福のひとときです。
(中村)

イスラム雑感

オマーン5
マスカットとドバイから帰ってきた。
オマーンとアラブ首長国連邦(UAE)を訪れてみて…。
驚くほどに親日家の人が多いということ。
ちなみにここに写っているアラブの方はセキュリティである。
ごくごくオマーンの一般ピーポー。
オマーン2
もうひとつはインドやパキスタンなど南アジアからの労働力が非常に多く、
厳格なイスラムの世界で不思議なくらいに異教徒との調和が見られたこと。
オマーン3
ドバイはさすがに中東の金融センターたる性格を持つ都市ゆえか洗練された
イメージを持っていたが、マスカットの牧歌的な人達と触れあって
上記のような現実をそこでも目の当たりにしたのは、ある意味衝撃的ですらあった。
オマーン4
確かに20世紀初頭のイェルサレムでは、ユダヤ人がアラブ式の結婚式を行い、
二つの民族が祝福しあう映像すら遺されている(NHK 「映像の世紀第10集 民族の悲劇果てしなく」)。
オマーン1
イスラム世界には、日本人が普段見馴れないだけで実際にはスゴい多面性や協調性があった。
(入江)

すずめ

我が家の庭に、すずめがくるようになって数年。
両親が餌をあげたのがきっかけで、それからずっとうちに来ます。
最初は警戒心が強く、こっそり食べていたようですが、
今では玄関の開閉音や自転車のベルに反応してやってくるほど。
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一般的に、雀と竹の取り合わせで吉祥をあらわす画題と言われますが、
雀だけでもじゅうぶん、お!愛でたい気持ちになる私。
雀の描かれた作品をみるたびに、我が家のすずめたちを思い出します。
(平野)