1928—2013
堂本尚郎は、1950年代に日本を席巻したアンフォルメル運動の代表的作家。京都市立美術専門学校を卒業後、伯父の堂本印象と共に渡仏、パリで油絵を学ぶ。ミシェル・タピエとの出会いを契機にアンフォルメル作家として世界に活躍の場を広げ、グッゲンハイム美術館やサンパウロ・ビエンナーレ展などに出品。その後幾度か表現方法を変化させ、ヴェネチア・ビエンナーレ展などで受賞を重ねたほか、フランス政府より芸術文化賞を授与された。
査定申込 お問い合わせ