日本古代の武具
本体価格
8,500 円(税別)
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著者・編者略歴

こんどう・よしかず…1957年神奈川県生まれ。1987年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期日本史学専攻単位取得満期退学。現在、博士(文学・広島大学)、國學院大学兼任講師、和洋女子大学非常勤講師。〔主要著書〕『弓矢と刀剣』吉川弘文館(1997)、『中世的武具の成立と武士』吉川弘文館(2000)、『騎兵と歩兵の中世史』吉川弘文館(2005)、『源義経』ミネルヴァ書房(2005)、『装束の日本史』平凡社新書(2007)、『武具の日本史』平凡社新書(2010)。

内容

光明皇太后が東大寺に献納した聖武太上天皇の遺愛品には多くの器仗(武具)が含まれていた。その献納品目録『国家珍宝帳』に書かれた古代器仗の情報と正倉院宝物として伝わる器仗の重要性はいうまでもない。ただし両者は一部を除いて直接対応しないために、これまで総合的に分析されることは少なかった。しかし古代の器仗のありようを知るためには、貴重な基本文献・伝世品である両者を相関的に取り扱う必要がある。本書は『国家珍宝帳』と正倉院の器仗をそれぞれ詳細に解説し、図版編には正倉院器仗を中心に多数の器仗を収録。日本古代の器仗を理解するための基本図書を目指す。

目次

第一章 『珍宝帳』記載器仗と正倉院器仗の概要
 第一節 『珍宝帳』記載器仗の概要
 第二節 正倉院器仗の概要
 第三節 『珍宝帳』記載器仗の出蔵

第二章 大 刀
 第一節 「御大刀壹佰口」
宝剱二口/唐大刀一三口/唐様大刀六口/高麗様大刀二口/剱一口/大刀二三口/黒作大刀四一口/横刀一口/懸佩刀九口/杖刀二口
 第二節 正倉院の大刀
北倉三口/中倉四九口/南倉四口

第三章 小刀・刀子・鉾・手鉾
 第一節 『珍宝帳』記載の小刀・刀子
小刀一口/帯付属刀子三組/唐刀子
 第二節 正倉院の刀子・合鞘
 第三節 正倉院の鉾・手鉾
鉾三三口/手鉾五口

第四章 弓・鞆
 第一節 「御弓壹佰張」
梓弓八四張/槻弓六張/阿恵弓一張/檀弓八張/肥美弓一張/別色弓三張
 第二節 正倉院の弓
梓弓三張/槻弓二四張
 第三節 正倉院の鞆

第五章 靫・胡禄・箭
 第一節 靫・胡禄・箭の概要
 第二節 「御箭壹佰具」
靫四具/胡禄九六具
 第三節 正倉院の胡禄と胡禄収納箭
胡禄二九具/平胡禄四口
 第四節 正倉院の胡禄未収納箭

第六章 甲
 第一節 古代の甲
 第二節 「御甲壹佰領」
 第三節 正倉院の甲

終 章

図版編
掲載図版一覧


あとがき

紹介媒体

  • 「読売新聞」夕刊

    2014年10月25日

    紹介

  • 『刀剣美術』695号

    2014年12月10日

    紹介

  • 『歴史読本』60巻2号

    2014年12月24日

    紹介

  • 『日本歴史』809号

    2015年10月1日

    津野仁

    書評と紹介

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