オンジョウジノブツゾウ チショウダイシヘン

園城寺の仏像 第一巻 智証大師篇

園城寺 監修

園城寺の仏像編纂委員会 編

  • 体裁
    A4判上製函入・170頁
  • 刊行年月
    2016年06月
  • ISBN
    978-4-7842-1765-6 C3071

内容

三井寺として親しまれている園城寺の開祖、智証大師の生誕一千二百年を記念して、園城寺および縁の寺に所蔵される仏像を網羅的に収録するシリーズ全五巻の第一巻。
本書には、園城寺の智証大師像四体と、京都府下二寺、生誕地香川県二寺それぞれの大師像について、全身の正面・左右斜め・左右側面・背面、頭部の正面・左右斜め・左右側面・背面など多数のカットを掲載。それぞれに調書も付し、智証大師像を詳細にわたって理解できる内容となっている。図版はすべてカラー掲載。


■担当編集者より■

天台寺門宗の祖、智証大師円珍。教科書にも出てくる智証大師の現存するお像を網羅し、多方向からのカットで紹介、詳細な調査報告も収録しています。
そのなかには、総本山園城寺に秘仏として蔵される尊像二体(国宝)を始め、国宝二体・重要文化財三体も含んでいます。

お像の写真を見ていただければ、よく分かりますが、智証大師は特徴のあるお顔をされていたようです。本書収録の寺島典人先生の論文によりますと、幼くして成人のような風貌で、頭頂が隆起しており、遠くから見てとがった頭がそびえだっていた、というのです。
その頭は当時から「霊骸」と言われ、留学先の唐でも、「霊骸」は狙われやすいので気をつけるように、と何人かから忠告を受けたほどだそうです。
性格も激しく、自分にも他人にも厳しい、意志の強いリーダーだったようです。

ご尊顔を拝していると、やはり持っている人は違うと思わざるを得ません。
ぜひ本書で、峻厳なご尊容をお確かめください。

目次

発刊に寄せて(成安造形大学近江学研究所所長 木村至宏)

序(天台寺門宗管長 福家英明)

◆図 版◆
1 国宝 智証大師坐像(御骨大師) 園城寺蔵
2 国宝 智証大師坐像(中尊大師) 園城寺蔵
3 重要文化財 智証大師坐像 若王寺蔵
4 重要文化財 智証大師坐像 聖護院門跡蔵
5 智証大師坐像 金倉寺蔵
6 重要文化財 智証大師坐像(勧学院伝来)園城寺蔵
7 香川県指定文化財 智証大師坐像 根香寺蔵
8 智証大師坐像(行者堂伝来) 園城寺蔵

◆調書・解説◆(寺島典人)

◆論考◆
 園城寺の二体の智証大師像について(寺島典人)

あとがき(寺島典人)

関連リンク

紹介媒体

  • 「中外日報」

    2016年5月27日

    中外図書室

  • 「読売新聞」

    2017年12月12日

    地域面(滋賀)記事

関連書籍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加