発行:京都大学総合博物館
発売:思文閣出版

日本図書館協会選定図書

内容

京都大学総合博物館で開かれる同名の展覧会図録。100年をこえるゆたかな歴史をもつ京都大学の貴重な技術史資料を公開し、また新世紀を創造する工学研究の最先端を展示することによって、工学・技術の発展とその成果、未来への夢を広く社会に紹介する。

目次

1.京都大学の工学-歴史と未来
   1 西洋技術の導入(1897~1913)-京都帝国大学理工科大学の創設
   2 近代技術の確立(1914~1953)-工学部の拡充
   3 社会をささえ、未来をはぐくむ(1954~1992)-工学部の発展
   4 京都大学発未来技術の可能性(1993~)-22世紀へ

2.工学技術の発展と貴重技術史資料
   1 社会・都市・環境の基盤をつくる(地球系)
   2 .建築・都市・地域生活空間を創造、再生、保存する (建築系)
   3 新しい機能システム、エネルギーとこれを支える材料・物理を開発する(物
理系)
   4 エネルギーと情報社会を支える-電気系の貴重技術史資料(電気電子系)
   5 情報・システムの仕組みと技を生み出す(情報系)
   6 分子を創り、化学製品を生産する-工業化学を拓いた人々(工業化学系)

3.工学の智恵・遊び
   1 夢を育む“おもちゃ”
   2 100年前ならノーベル賞-霧箱で放射能の飛跡を見よう
   3 長方形詰め込みパズル
   4 まんが形式の展示見学日記をつくる
   5 大学で化学者の体験をしてみよう

4.資料
   1 京都大学の工学をになう組織
   2 「京都大学の工学」年表
   3 『京都大学工学部所蔵技術史関係資料目録』

関連リンク

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