本体価格
4,000 円(税別)
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内容

二項対立的に「オリジナル」と「コピー」を捉え、模本を原本に劣るものとして考えるのではなく、日本美術における模写の伝統をさまざまな角度から再検討する試み。

目次

序(島尾新)
はじめに―『Utsushi』から『写しの力』へ(亀田和子・ハワイパシフィック大学美術史学講師)

 第一部 中国への憧れを写す     

第一章 日本文人画における間画像性と写し(ポール・ベリー・関西外国語大学教授)
第二章 文人理念と「写し」のジレンマ ―中林竹洞筆『蘭亭図巻』を例として(亀田和子)
第三章 近代陶磁と特許制度 ―清風與平家から見た「写し」をめぐる京焼の十九世紀(前﨑信也・立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員)


 第二部 図像の伝承としての「写し」


第四章 図像と写し―「伊勢物語絵」と俵屋宗達(ジョシュア・モストウ ブリティッシュ・コロンビア大学教授)
第五章 騎虎鍾馗の図像の伝承と変容(永田真紀・美術史家)
第六章 室町水墨画における「写し」 ―図様と表現の観点から(畑靖紀・九州国立博物館主任研究員)
第七章 富士三保松原図の図様伝播―狩野派を中心に(山下善也・東京国立博物館主任研究員)

 第三部 「写し」の意味と役割     

第八章 海を渡った法隆寺壁画 ―西洋における「うつし」の役割(彬子女王・立命館大学衣笠総合研究機構客員准教授)
第九章 写しの文化における舞台表現の伝承(松葉涼子・日本学術振興会特別研究員PD)
第十章 写しの文化――「オリジナル主義」再考(島尾新・学習院大学教授)


あとがき (彬子女王)

英文目次
執筆者紹介

紹介媒体

  • 『月刊水墨画』4月号

    2014年3月15日

    読書タイム

  • 『月刊美術』3月号

    2014年2月20日

    紹介

  • 「図書新聞」

    2014年6月21日

    稲賀繁美

    紹介

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