内容

5年間の大山荘の調査結果をふまえたシンポジウムをもとに編んだ中世荘園の全貌に迫る待望の書

目次

序  章 記録しておく人はいるか-荘園現況調査の現段階(大山喬平)
第一章 原始・古代の開発(西田辰博)
第二章 古代末・中世の開発(西田辰博)
第三章 荘園と条里制(水野章二)
第四章 平安期の開発と領域支配(水野章二)
第五章 鎌倉期の村落の民衆生活(水野章二)
第六章 室町期一井谷の景観(小林基伸)
第七章 室町期における西田井の再開発と経営(小林基伸)
第八章 西向遺跡と大山荘(芦田茂)
第九章 大山城の遺構(西田辰博・村田修三)
第十章 大山地域における民俗地図(久下隆史)


付録
 シンポジウム「中世荘園の世界」(小林基伸)
 大山荘の条里プランの変遷とその性格(金田章裕)
 荘園調査の方法と課題-豊後国田染荘との対比を通じて-(海老澤衷)
 水利と地名(服部英雄)
 丹波国大山荘現況調査の記録(芦田茂)
 大山荘関連主要論文目録(水野章二)


大山荘遺跡分布図(西田辰博作成)
大山荘地名図(西田辰博作成)
大山荘民俗地図(久下隆史作成)
大山荘主要部水利構成図(伊藤俊一作成) 

紹介媒体

  • 毎日新聞・夕刊

    1996年12月20日

    岡本健一

    「歴史万華鏡」欄

  • 史学雑誌106-4号

    1997年4月

    井上 聡

  • 歴史学研究704号

    1997年11月

    高木徳郎

  • 日本史研究426号

    1998年2月

    辰田芳雄

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