法眼 木田安彦 富士百観を描く

ぎゃらりぃ思文閣

2013.10.21(月)2013.11.04(月)

思文閣銀座

2013.10.25(金)2013.11.04(月)

ごあいさつ

この度、ぎゃらりぃ思文閣、並びに思文閣銀座におきまして、木田安彦の展覧会を開催いたします。
現代の琳派にもなぞらえる豊かな装飾性とデザイン性をそなえた木田芸術。
「法眼 木田安彦」の描く富士百態には、限りないパワーと祈りが込められています。
三十三間堂本坊 妙法院門跡門主より「法眼位」を受けた木田安彦が、今回画題に選んだのは富士山。板絵やキャンバスには霊峰のもつパワーがほとばしり、ガラス絵の富士は緻密にして繊細、まるで宝石をちりばめたような美しさです。
現代の琳派にもなぞらえる木田芸術の豊かな装飾性とデザイン性は、本展でも余すことなく発揮されています。変幻自在に描かれた富士の百態を、京都と東京でぜひご高覧くださいませ。

プロフィール

1944年 京都に生まれる。
1967年 京都教育大学特修美術科構成専攻卒業。
1968年 同大学美術・工芸専攻科(現大学院)構成専攻退学
1970年 京都市立芸術大学美術専攻科(現大学院)デザイン専攻修了。
東行、株式会社博報堂制作部に勤務。
1975年 帰洛、以後版画家として作家活動に専念しつつガラス絵、板絵、水墨、油彩、陶、書と多彩に領域を拡げ続ける。
1977年 田中一光に見出されセゾングループのクリエイティブスタッフになる。
以後2002年氏の逝去まで公私にわたり薫陶を受ける。
毎日商業デザイン賞、クリオ賞(米)、サロン・ドートンヌ、ル・サロン、サロン・ド・ナショナル・デ・ボザール(仏)、ラハティ国際ポスタービエンナーレ(芬)、世界ポスタートリエンナーレトヤマ入選。
日経広告賞部門賞、日本雑誌広告賞金賞、国際カレンダー展(独)銀・銅賞、全国カレンダー展通商産業大臣賞・文部科学大臣奨励賞他18度受賞、ニューヨークADC賞(米)銀賞・銅賞・優秀賞他受賞。
2004年 第17回京都美術文化賞
2006年 平成17年度京都府文化賞功労賞
2011年 平成23年度京都市文化功労者顕彰
2012年 木田安彦美術館開館
2013年 法眼になる

欧州巡回「日本のポスター展」、海外巡回「現代日本版画展」、「第1回テヘラン国際現代絵画展」、「木田安彦ニューヨーク展」、「日蘭交流400年特別記念 木田安彦オランダ展」、「知命への道 木田安彦展」、「日日新 木田安彦展」、「木田安彦の世界 木版画[西国三十三所]ガラス絵[日本の名刹]」、木田安彦の世界「富士百観とふるさとの名山」展、木田安彦の世界「三十三間堂」展、他国内外で個展。
大英博物館に木版画16点収蔵。NHK大河ドラマ「新選組!」タイトル版画制作。
作品集に「木田安彦 木版画にほんのまつり」(講談社)」、「木田安彦の世界」(京都書院)、「ちょっと昔の京都」、「世界の市」、「舞妓」、「諸国名所」(河出書房新社)「世界のグラフィックデザイン52 木田安彦」「煌めきのガラス絵 木田安彦の世界」、「木田安彦木版画集 ふるさとの名山」(トランスアート)、素描集「歌舞伎抄」全6巻(風雷房)、ビデオCD・木田安彦木版画屏風「朝鮮通信使」を彫る(蔦谷電子出版)、「一刀の無限 木田安彦木版画集成」(ミネルヴァ書房)他。
ニューヨークADC国際会員。