京の冬の旅 宝鏡寺とひな人形

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人形寺として有名な宝鏡寺
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京都市上京区のこのお寺は、人形を供養してくれることで知られています。
現在、ここでは春の人形展「幕末・宮廷の雅」が催されています。
先日の思文閣美術館ブログでもご紹介しましたが
http://artmshibunkaku.blog12.fc2.com/blog-entry-18.html
この時期はひな祭りにちなんで、ひな人形やひな道具の展覧会が多くなりますね。
そもそも宝鏡寺は、室町時代から皇女が住持をつとめる門跡寺院でした。
幼くして入寺した皇女たちに、御所からはたくさんの人形が贈られます。
徳川14代将軍家茂に嫁いだ和宮も、幼少のころに宝鏡寺で過ごし、
本堂の奥にある「鶴亀の庭」で遊んだということです。
この庭は現在も拝観することができ、きちんと手入れされています。


立派なひな人形といえば、五段なり十段なりの大きなひな壇飾りを思いがちですが
本来は、正座したときの目線と同じ位置に
お内裏さまとおひなさまを飾るのがよいとのこと。
ボランティアの方々がいろいろと解説してくださいました。
そのほか、人形展では和宮の兄・孝明天皇が愛した御所人形「孝明さん」など、
ひな人形以外にもかわいらしい人形たちを楽しむことができます。
さて、宝鏡寺から少し西へ、堀川通を出て北へ上がると、
裏千家センターの1・2階に茶道資料館があります。
こちらでは、宝鏡寺が所蔵している茶道具などを展示しています。
人形を愛でたあと、茶道資料館でお茶を一服いただくのも、京都の歩き方のひとつ。
ここ数日は暖かくなっているので、そぞろ歩きには良い季節かと思います。
(松本)