和食とは何か
定価
990 円(税込)
本体 900円
在庫状況: 品切

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2023年2月末をもって、弊社での販売は終了いたしました。今後の販売等につきましては、「一般社団法人 和食文化国民会議」様へと直接お問い合わせくださいませ。

2刷出来(2016年6月)
3刷出来(2017年3月)
4刷出来(2018年12月)
5刷出来(2021年10月)

内容

※2013年「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録された。その保護継承をになう公的団体である一般社団法人和食文化国民会議(略称:和食会議、会長:熊倉功夫)が総力をあげたブックレットシリーズ。

※和食とは何か。とてもわかりにくい時代になってきている。本シリーズは、和食の典型的なスタイル、和食文化というべき食べ方、食器、しつらい、マナー。さらに和食の食材、調理法、盛りつけなど、一番基本となるテキストである。

※郷土料理を含めた広義の和食文化を視野に食育、地産地消、年中行事などとも絡めながら、和食文化の保護・継承、そしてその価値の再発見に取組む。

※関連図版を多数掲載。

※第1巻目は、「自然と異文化の融合」や「持続可能な資源の利用」「器と季節」「健康的な食生活」といった、和食文化の基本的なキーワードを解説しながら、「和食とは何か」という根本的な部分を明らかにする。
あわせて、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されるまでの経緯をたどり、今後の保護継承を見通して提言する。

目次

はじめに
一 ユネスコ無形文化遺産へ登録する
  (一) 第一回の検討会
  (二) フランス型かメキシコ型か
  (三) フランスへ調査団を派遣
  (四) 提案書の提出へ

二 登録された和食文化の特徴
  (一) 自然と異文化が融合した食文化
    ①伝来して定着した農産物
    ②豊富な海の恵みと水の恵み
    ③自然・社会環境により再構築されてきた和食文化
  (二) 持続可能な資源の利用―調理と加工
    ①乾物の工夫
    ②新しい食品を生み出した発酵技術
    ③使い尽くす調理の工夫
  (三) 自然の尊重と行事
  (四) 和食を楽しむ―器と季節―
  (五) 健康的な食生活への貢献
    ①和食の基本形
    ②おなじ形式で変化する内容
    ③日本型食生活の提唱
    ④健康的な献立の立て方

三 これからの和食文化の保護と継承
  (一) 誰が和食文化を実践し促進するのか
  (二) 米の摂取量が減り始めた一九六〇年代
  (三) 日々の体験をとおして習得する
  (四) 学校をとおして和食文化を伝える
  (五) 地域の伝統食―郷土食を見直す―
  (六) 和食文化の保護・継承を推進する組織
  (七) 今後の和食文化の発展に向けて


資料 無形文化遺産の代表的な一覧表への記載についての提案書

紹介媒体

  • 「京都新聞」

    2015年12月8日

    紹介

  • 「読売新聞」

    2015年12月1日

    紹介

  • 「日本農業新聞」

    2016年2月7日

    紹介

  • 『学校給食』67巻1号

    2016年1月

  • 『日本家政学会誌』67巻3号

    2016年3月

    紹介

  • 『茶の湯』508号

    2016年6月1日

    紹介

  • 「JAPAN MISO PRESS」vol.35

    2017年1月

    紹介

  • 「食品産業新聞」

    2017年6月8日

    新刊紹介(8面)

  • 「教育家庭新聞」

    2017年7月24日

    紹介

  • 『会誌 食文化研究』13号

    2017年

    文献紹介

  • 「給食ニュース」第1756号付録

    2019年2月8日

    書籍紹介(和食文化ブックレットシリーズ紹介)

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