内容

静岡県袋井市在の曹洞宗専門道場、万松山可睡斎は、全国に四ヵ寺あった曹洞宗の触頭「僧録」の一つで、駿河・遠江・三河・伊豆四箇所にある曹洞宗寺院を支配した。そのため、江戸幕府の曹洞宗に対する宗教行政・寺院支配に関する膨大な文書・記録類残している。各巻に収録史料の解題を付す。

目次

第1部 記録篇
可睡斎起立并開山中興之由来略記・御当家御先祖江御由緒譜・遠州上久野村慢松山可睡斎略旧記 ほか

第2部 文書篇
今川義元判物・武田家禁制・徳川家康朱印状・総持寺住職補任状・雪達書状写・幕府老中他連署奉書・寺領安堵朱印状写 ほか

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