東大寺宝珠院（法華堂文書・宝珠院文書）と興福寺一乗院坊官二条家（一乗院文書・一乗院御用日記）に伝来した文書の３年間に渡る調査・研究の成果をまとめた一書。多くは、これまで利用されていなかった文書を用いた論考であり、東大寺・興福寺を中心とした南都寺院の寺領やネットワークに関する研究をこれらの史料をもとに展開する。論考８篇と史料翻刻３篇収録。
定価
6,380 円（税込）
本体 5,800円
在庫状況：
在庫あり
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南都寺院文書の世界
定価
6,380 円（税込）
本体 5,800円
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在庫あり
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体裁A5判・350頁
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刊行年月2007年10月
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ISBN978-4-7842-1369-6
内容
目次
［第Ⅰ部］宝珠院文書の世界
東大寺宝珠院伝来文書の概要（徳永誓子・東大寺史研究所研究員)
伊賀国条里制の二つの問題（勝山清次・京都大学文学研究科教授)
嘉暦年間における長洲訴訟記録について─「覚英訴訟上洛日記」の紹介―（久野修義・岡山大学社会文化科学研究科教授)
摂津国長洲荘悪党と公武寺社（熊谷隆之・京都橘大学文学部非常勤講師)
〔付論〕守護代・使節・検断沙汰―摂津国長洲荘悪党関係史料の分析から―（熊谷隆之）
乾家と法華堂領荘園―中世後期の長洲荘―（早島大祐・京都大学文学研究科助教)
［第Ⅱ部］興福寺とその周辺
正安二年興福寺供養会にいたるまで（小原嘉記・京都大学大学院聴講生)
興福寺大行事職考（梅田千尋・京都大学研修員)
江戸時代における医師の僧位叙位手続き（鍛治宏介・京都大学文学研究科助教)
［第Ⅲ部］史料翻刻編
覚英訴訟上洛日記（久野修義）
覚英訴訟上洛日記紙背文書（久野修義）
摂津国長洲荘悪党関係史料（熊谷隆之）
紹介媒体
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週刊読書人
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