伊藤若冲 生誕300年

今年度入社いたしました、小橋と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

先日2月8日、京都市内にあります宝蔵寺に参りました。
宝蔵寺は裏寺町通りに位置し、西山深草派本山誓願寺に属する浄土宗のお寺です。

宝蔵寺

このお寺は、伊藤若冲及び伊藤家の菩提寺にあたります。
普段は一般拝観できませんが、毎年若冲の生誕日付近に寺宝を特別公開されています。
若冲の生誕日は2月8日(旧暦)。ちょうど拝観した日にあたりました。

お寺の本堂では若冲画の「竹に雄鶏図」「髑髏図」の他、若冲の次弟である白歳画「羅漢図」や
若冲に関わる作品などが公開されます。
お寺には、静かに庭や作品を楽しむ方が大勢いらっしゃいました。
墨の地に白く浮かびあがる髑髏、石版刷りの「髑髏図」は写真で見ても印象的ですが、
間近で見ると心にも摺り付くような、一層インパクトのある一幅です。

また若冲は、宝蔵寺に寛延4年(1751)に父母の墓石を、明和11年(1765)に末弟の宗寂の墓石を建立しています。
しかし、幕末に伊藤家が断絶して以後、欠損が激しくなっていたそうです。
そこで2年前から宝蔵寺では「若冲応援団」を設立。
応援者や府からの補助を得て、ちょうど今月7日に墓石の修理が完遂し、本堂前に若冲の両親、末弟の宗寂、そして弟の白歳、4基の墓石が並びました。

作品のみならず、「伊藤若冲」が多くの人に愛されていることがひしひしと伝わってきます。

ちなみに今年は若冲生誕300年の年です。
皆で長く作品を繋ぎ、愛し、楽しんでいくということに改めて向き合おうと、心持ちも新たになりました。

記念のご朱印、2月8日の日付入なのがなんともうれしい。

ご朱印

宝蔵寺HP:http://www.houzou-ji.jp/
(小橋)