思文閣のアートフェア

今年度入社しました中国・広東省出身の黄(ホワン)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

思文閣は、10月、および11月に香港、ソウルと台北で開催されたアートフェアに出展し、
なかでも私は中華文化圏である香港と台北のアートフェアに出張しました。

Art Taipei

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Art Taipei @台北

思文閣のブースでは、日本前衛書の先駆者である井上有一の書をはじめとした、森田子龍や山口長男など重要な戦後前衛美術作家の書、「油彩山水画」と呼ばれるスイス人の現代作家コンラッド・ヨン・ゴードリーの油絵や、ベネチアを拠点とする京都出身のガラス作家三嶋りつ惠のガラス作品といった、国境や時代、ジャンルを越えた作品がコラボレーションした展示を行いました。

「アートフェア」(英:art fair)ということばは中国語では「藝術博覽會」(芸術博覧会)と表現され、アート界の万博と言っても言い過ぎではない、国際アート業界の盛事です。
アートフェアは、一週間にも満たない短い会期に世界各地のギャラリーが一堂に会し、大きな展示場のなかに一つのブースを与えられ、自らが取扱う作家の作品を展示し販売します。
よく見慣れた作家の作品でも美術館やギャラリーの見せ方とは違いますので、ほかのアート施設では目にしないような珍しい、或いはありえない(いい意味でも悪い意味でも)展示が見られる機会です。

各出展ギャラリーのブース内はともかくもそれぞれ斬新な作品の組み合わせに挑戦し、フェアの全体的なレイアウトによってギャラリーのブースが並んでいる様も興味深く感じられます。
特に、10月4日から7日まで香港コンベンションセンターで開催されたアートフェア、Fine Art Asia(ファインアートアジア)では、美術に限らず、骨董、工芸専門のギャラリーなども多く出展していました。
時代、国境、ジャンルを越えた展示の数々は、美術と工芸作品の新しい楽しみ方をもたらしてくれます。

Fine Art Asia

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fine Art Asia@香港

近年は「アートフェア時代」と呼ばれ、世界各地でアートフェアが盛んになっています。
2015年には269回アートフェアが開催されると報道がありました。
コレクターやアート業界の方々、およびアート愛好者たちは、それぞれ参加したいフェアのスケジュールに合わせ、旅程を立てていらっしゃるようです。
もし海外旅行に行く機会がある方は、気になるアートフェアと合わせて計画を立ててみるのはいかがでしょうか。

思文閣も、来年2016年1月にシンガポールで行われるアートフェア Art Stage Singaporeに出展いたします。シンガポールへお越しの際、是非お立ち寄りください。

ART STAGE SINGAPORE 2016  Booth E20
2016年1月21~24日 @マリーナ ベイ サンズ
アーティスト:コンラッド・ヨン・ゴードリー、井上有一、三嶋りつ惠


Shibunkaku
Booth E20
ART STAGE SINGAPORE 2016
21 – 24 January, 2016
Marina Bay Sands, Sands Expo & Convention Centre, Level B2
10 Bayfront Avenue, Singapore 018956

Artists
Conrad Jon Godly, Inoue Yuichi, Mishima Ritsue

(黄)